今回は靴について書いていきます。
脱オタ関連の記事もかなり増えてきましたが、多くの人が忘れがちなのが靴です。忘れるまではいなくても靴は最後っていうパターンが多いですよね。
そんな靴ですが、本当はめちゃくちゃ重要です。以前の記事にも書いたようにメンズファッションの7割はボトムスです。
つまりパンツと靴を合わせて7割ってこと。
靴にまで気が回るようになればオシャレ度が一気にアップします。
靴の重要性
コーディネートを組み立てる際はパンツ→トップス→靴の順番で合わせていくと上手くいきます。
靴の役割はMBさんの言うドレスとカジュアルのバランスを調整する調整剤のようなものです。
その日のコーディネートがカジュアル寄りなら革靴でドレスアップ。反対にドレス寄りならスニーカーでカジュアルダウンさせていきます。
ただ初めのうちは全身黒のジャケットスタイルで合わせない限り、とりあえず革靴を合わせておくという意識で大丈夫です。
ちょっとくらいドレス寄りになる分には全然問題ありませんし、カジュアルな人がほとんどなので差別化にもなると思います。
コーディネートが上手くいかない原因は靴にあることが多い
実際にその日のコーディネートを作っていくときに色々合わせてみると思いますが、なんかしっくりこない原因は靴にあることが多いです。
多くの場合、持っているスニーカーをそのまま合わしていることが原因かと。
日本人はどうしてもアメカジ寄りのテイストが多いので、スニーカーを合わせてしまうとカジュアルに振り切ってしまいます。
そんな時に革靴を足してあげると見栄えが断然良くなることが分かるハズです。
一足目は黒の革靴がベスト
そんな便利な革靴ですが、一足目に買う場合はできるだけ黒にしてください。
黒と言われると「いかにもスーツっぽくてイヤ」と思われるかもしれませんが、ちゃんとカジュアル用の革靴は売っています。
逆に本当に仕事用の革靴を合わせてしまうと今度は靴だけが浮いてしまうので気をつけてください。
そして黒という色は何にでも合う色です。コーディネートの邪魔をすることもないのでめちゃくちゃ使いやすい。
また黒パンツと合わせれば、パンツと靴の境目が分かりにくくなるため脚長効果も期待できます。
とりあえず黒の革靴を買ってみて、慣れてきたら茶色にチャレンジするという順番です。
オススメの黒の革靴
靴だけはどうしてもお金をかけてください。これは脱オタ関係なく、スーツにおいても同じです。
革靴なら最低2万~というイメージ。できれば3万はかけたいですね。
オシャレは足元からと言われる通り、ここだけは手が抜けません。
パドローネ
まずはこのブランド。パドローネをオススメしているファッションブログは本当に多いです。
元々コムデギャルソンの靴を作っていただけあって、技術は本物。
何より歩きやすくて軽い、値段も3万前後なためコスパが最高というのも大きいです。
とりあえず定番のダービープレーントゥシューズ(短靴)かチャッカブーツを買っておけば問題ないかと。
個人的にはブーツがオススメなのですが、夏も使えるという意味では短靴の方が使い勝手がイイです。
パドローネは色々なブランドの別注も受けており、特にミッドウエストの別注ラインはシックでオススメです。
⇒パドローネの説明書:ブランドの特徴や評判・定番商品について解説
⇒【評判】パドローネのバックジップブーツをレビュー。買ってみて分かったリアルな感想
ドクターマーチン
このブランドは有名ですね。音楽が好きな人達がよく履いているので聞いたことがある人も多いと思います。
メインで履いているのは若い人に多いイメージですが、別に50代の人でも問題はありません(ギャルソンやヨウジがコラボしていますし)。
コバの部分にある黄色ステッチが存在感大。ただ合わせやすさの面でいうと黒ステッチの方が断然合わせやすいです。
お値段は2万円から。これくらいだと手が出しやすいですね。
ただガラスレザーなので履き始めがめっちゃ固いこととひび割れの問題があるので、長く履きたいという人はパドローネの方がイイと思います。
サイズ感だけは気をつけよう
革靴はサイズ感が命です。スニーカーの比ではないくらい0.5cmの差で歩きやすさが変わってきます。
よくアパレル店員で「少し大きめの方が見た目が良い」という人がいますが、信じてはいけません。ただ売りたいだけです(サイズが欠けていると平気で1サイズ上を勧めてくる・・)。
健康にも直結してくるのでサイズ感の確認だけは綿密に行ってください。
サイズ感について簡単に書いておくと、初めは痛くない程度のジャストサイズで合わせます。
そこから自分の足の形に馴染んでいくというイメージ。ただし横には伸びますが縦には伸びないので注意が必要です。
靴によって理想のサイズ感というものがありますから、基本的にはそれに合わせる感じで。
実は上でオススメしたパドローネとドクターマーチンは1㎝刻みでハーフサイズがありません。
そのためもし合わなかったという場合はサイズを上げると大きくなりすぎる時があります。
厚手の靴下を履いても余裕があるなら止めておきましょう。
個人的な感覚だと、パドローネが合わない人はドクターマーチンが合うと思います。逆もしかり。この2つのサイズ感にはハーフサイズくらいの違いがあります。
⇒パドローネのサイズ感について。定番モデルを大きい・小さい・普通に分類してみた
⇒ドクターマーチン3ホールのサイズ感が合わない人へ。踵が浮く対策と代替え案の紹介
まとめ
黒の革靴について思うことを書いてきました。
パドローネやドクターマーチン以外にもカミナンドやマネブなど探せばコスパの良いブランドはあります。
とりあえず黒の革靴がなければ始まりません。
あと手入れはちゃんと行ってくださいね。手入れもオシャレの一環です。
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