今回はジョンローレンスサリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)について書いていきます。
ファッション好きの人なら誰もが知っているくらいの知名度。日本を代表するブランドの一つです。
ステュディオスやミッドウエストなどの大手セレクトショップでも取り扱いがあるため、比較的手に取りやすいブランドでもあります。
目次
ジョンローレンスサリバンとは
日本発のドメスティックブランドです。コレクションはパリで発表されています。
デザイナーは元プロボクサーの柳川荒士(やながわあらし)。ブランド名であるジョンローレンスサリバンも実在したボクサーの名前から取ったものです。
ボクサーを引退後古着の買い付けからスタートし、服作りにも取り組むようになったのがブランドの始まり。
以前はメンズラインだけでしたが、レディースも発表されています(ローラなど芸能人にファンが多い)。
テイストはどんな感じ?
ジョンローレンスサリバンのテイストを一言で言うと「ブリティッシュトラッドにモードのエッセンスをこれでもかと足した感じ」になります。
ブリティッシュトラッドということでジャケットを合わせたタイトなシルエットが基本。
ただし決して古くからある感じではなく、サリバン独自のモード的解釈がかなり加えられており、見ていて非常に面白い服作りとなっています。
特にメインとなるコレクションラインは「どうやって合わすの?」と思うアイテムも多めです(;´∀`)。
定番ラインは比較的合わせやすいものが多いです。ただどれもドレス感がかなり強いのでどうカジュアルに落とすかが難しかったりします。要は全体として上級者向けのブランドってことです。
ジョンローレンスサリバンの定番商品
テーラードジャケット
サリバンの定番アイテムとして真っ先に出てくるのがテーラードジャケット。まさにブランドのアイコン的な存在です。
セットアップでの展開で、スーツをサリバン流に普段使いにするとこんな感じになるというもの。ナローラペルにビルドアップショルダーという超エレガントな佇まいです。
1ボタンと2ボタンタイプがあり、素材にはスーパー100’Sのファインウールギャバを使用しています。
お台場仕立てに汗止め付きという細かいディテールも服好きには嬉しいところですね。
黒とネイビーの2色がありますが、黒だとドレス感が強すぎるのでネイビーをオススメします(それでもキメすぎかもしれませんが・・)
サイズ感はかなりタイトなので太っている人だと正直キツイです(;´∀`)。
ライダースジャケット
テーラードジャケットと双璧をなすくらい人気なのがライダースジャケットです。
2型ありますが、人気なのはこちら。なんと肩パットが入っています。しかもつまめるくらいのボリューム感。
そのおかげでテーラードジャケットのように着ることが可能です。
ダブルのライダースでしかもベルトありとのことですが、武骨な要素は全くなくむしろキレイ目(ドレス)という印象です。肩のエポレットがないことも特徴ですね。
また素材にはシボ感の少ないヌメっとしたレザーを使用しているため、イイ感じの光沢具合になります。その分お値段も15万と高いですが・・。
サイズ感は普通のライダースと同じような感じで比較的動きやすく作られています。
チェスターコート
Vゾーン深め・ラペル細めのソリッドでモードな雰囲気が漂うチェスターコートです。
こちらにも肩パッドが入っているのでしっかりとした肩のラインを作ることができます。
また背中にピッタリと沿うキレイなラインはぜひ一度試着して確かめてください。
生地は光沢を抑えたマットな質感で、ザラザラしているという感じ。ずっしりとした重さがあります。
サイズ感はかなりタイト目なのでこのアイテムだけ1サイズ上げる人も多いのだとか。普段と同じサイズだとニットが着れません(;´∀`)。
デニムジャケット
3rdタイプのデニムジャケット。リジットです。
このアイテムがサリバンの中だと一番合わせやすいかもしれませんね。
最大の特徴はフロントボタンが比翼になっており(隠れている)、とことんまでミニマルなデザインだということです。
色はインディゴと黒の2色で、黒はステッチの色が同色なのでモードな雰囲気がかなり出ます。
特にタイトというわけでもないので、普段使いに最適。アメカジスタイルに合わせるのなら縮みを考慮して1サイズ上げた方がイイです。
スキニーデニム
パンツはスキニーが有名です。
恐ろしいくらいの激細ですが、ぴったり張り付く感じはありません(ふくらはぎのラインは出ない)。
リジットなのでデニムが馴染むまでは足を曲げるのも一苦労です。
そのためスキニーを買いに来た人があまりのしんどさに困り、テーパードに変更する人も多いそうです(テーパードも細めです)。
ワイドデニム
比較的最近の定番商品になります。
シルエットは激太。センタープレスの構造が複雑に構成されたデニムです。
ゴツそうに見えますが、意外と生地は分厚くありません。
裾がかなり長いのでお直し必須のアイテムになります。
個人的にはあまりにもワイドすぎてどうコーディネートすれば良いのかよく分からないアイテムです(;´∀`)。
バックパック
バッグメーカーとコラボして作っている定番のバックパック。
ジャケットと合わせた時にカッコ良く見えるように作られています。
素材はレザーとポリエステルの2種類。
レザーはかなり武骨な印象。ポリエステルの方が普段使いにはオススメです(軽いし、値段もかなり違います)。
ジョンローレンスサリバンのサイズ感について
サイズ表記が変わっています。
標準体型(172㎝・65kg)の人で44(以前の36)がジャスト。ジャストと言っても全体的にタイト目にはなります。
デニムジャケットとチェスターコートは1つ上げて46で合わせてみてください。
まとめ
以上、ジョンローレンスサリバンについて書いてきました。
個人的に買うならライダースジャケットかデニムジャケットかなと思っています。
ドレスとカジュアルでいうとドレスに振り切っているブランドでもあるので、そこがコーディネートの難しいところです。
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ジョンローレンスサリバン
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