皆さんはカオパオシュウというバッグをご存知でしょうか。
2010年頃に福岡で局地的な大ヒットとなり、街を歩けば持っている人を必ず見つけるほど人気となったバッグです。
私自身も愛用しており、実はショップでも扱っていたこともあって、非常に思い入れが強いバッグになります。
カオパオシュウとは
アメリカのカリフォルニアを拠点にバッグを制作しているファッションブランド。
デザイナーはボスニア出身のナイーダベゲタ氏です。超少人数体制で活動しており、私がお会いした時には3人で作っていると言われました。
ブランドコンセプトは若々しい反逆と上品な優美さ。
それを体現しているのが定番となった流線型のチャーリーバッグです。
カラフルなデザインのものが多いですが、例え黒一色であったとしても持っているだけでモードさをプラスすることができます。
バッグの他にもベルトやペンケース・ポーチなども作っていて、少しだけですが服もあります。
基本的に多品種少量生産なので、同じものに出会うことがほとんどありません。気に入ったものが見つかったら、その時が買い時です(`・ω・´)。
超個性的なフォルム
このバッグ、持っている人を見たら一目でカオパオシュウと分かるくらい個性的な形をしています。
普通のバッグを捻じったようなデザイン。
一見使いにくそうに見えるのですが、これが非常に使いやすい。
男性の場合Sサイズに必要なものは全て入りますし、荷物の多い女性でもMサイズで十分。A4が入るので通学にも使うことができます。
さらにバッグ自体が適度な柔らかさなので体にフィットします。曲がっている部分がちょうど脇腹に当たる感じ。
とにかく実用性も兼ね備えたバッグなのです。
シートベルト素材のバッグ
カオパオシュウ最大の特徴と言えばシートベルト素材を使用していることにあります。
詳しくいうとポリエステル繊維を編み込んだウェビングという素材なのですが、これは実際に自動車や飛行機のシートベルトで使われているものです。
工業製品をバッグに使用するという面白さもさることながら、一番のメリットはその扱いやすさにあります。
耐久性に優れており、とにかく丈夫。汚れても水拭きでOK。
私はやったことがないのですが、洗濯機に放り込んでも大丈夫らしいです。
オールハンドメイド
カオパオシュウのアイテムは基本的に全てハンドメイドで製作されています。
複雑なデザインなので、さぞかし時間がかかるのだろうと思っていたのですが、そんなことはないみたいですね。
デザイナーに聞く機会があったので尋ねてみたところ「2時間でできる」とおっしゃっていました。
ただ助手の人達は6時間ほどかかるみたいです。
発色の良さにも注目
シートベルトをバッグに使おうと考えたのは、工業用品の発色の良さに惹かれたからなのだそう。
同じポリエステルのバッグだとしてもシートベルトを用いることで輝きに差が出ます。
このシートベルト独自の発色がモードな雰囲気に繋がっており、独自の存在感となるのです。
福岡で局地的な大ヒット
さて、そんなカオパオシュウのバッグですが、2010年頃から福岡で局地的な大ヒットを飛ばします。
ダイス&ダイスという超有名なセレクトショップが仕入れを開始したことで、瞬く間に広がりました。
その勢いは地元の百貨店に飛び火し、ついにはイオンで扱っているのを見たという情報も。
もちろんTVでも特集され、天神を歩けば1分間に3人は持っている人を見るというくらいになったのです。
正直なところ福岡では「もう皆持ってるよね」みたいなノリなのですが、それ以外の地域では持っている人を見たことがありません。
まだまだ差別化できるアイテムだと思いますし、東京や大阪でブームになる可能性もあると思っています。
コーディネートのアドバイス
カオパオシュウのバッグは基本的には柄柄したデザインのものが大半です。
つまりバッグを主役にしてくださいってこと。
A.P.C.やキツネなどのシンプルなブランドと合わせてあげると、バッグが際立ちます。
またMサイズだとボリュームがあるので、サルエルパンツなんかとの相性も良いです。
その意味でヨウジやギャルソンなどとも合います。私はズッカと合わせてました。
究極、全身ユニクロであってもこのバッグさえ合わせていれば何とかなります(笑)。
カオパオシュウギャラリー
最後に個人的にカッコイイなと思ったバッグをいくつか紹介します。
まとめ
以上、バッグブランドのカオパオシュウについて書いてきました。
実際に長年愛用している身として本当にオススメできるバッグです。
ぜひ参考にしてみてください。
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