今回はモンゴリアンチョップスについて取り上げたいと思います。
私自身、最近ドハマリしているブランドです(まさかここにハマるとは思いませんでした)。
まだかなりマイナーなので知らない人も多いとは思いますが、これを機に知ってもらえると嬉しいです。

目次
モンゴリアンチョップスとは
ブランドの概要

http://themongolianchoppsss.com/

http://themongolianchoppsss.com/
大阪新世界を拠点に活動する新進気鋭のブランド。
代表の安藤仁彦氏とデザイナーの山本健太氏によって2013年に立ち上げられました。
2人は上田安子服飾専門学校の同級生で、その後一旦は別々の道に進むも一緒にやるようになったみたいです。
「日本人の誇りを胸にありがとうの気持ちを忘れず TANOSHII コトをしています」がコンセプト。
この「ありがとう」と「TANOSHII」はモノ作りにも表れており、この言葉自体がロゴになったアイテムもあるくらいです。
実はデザイナーとオーナーを入れて6人という少人数体制で運営しています。
作れるものはできるだけ自分たちでその場で作る(大掛かりなものはムリ)。
ルックの写真なんかもモデルは自前でやっていることが多いですね。
大阪らしさ
大阪と言えばお笑いです。モンゴリアンチョップス自体、かなり笑いに走っている感があります。
というか「誰が買うねん」というアイテムもチラホラ・・。

https://museumshoppsss.shop-pro.jp/
これとか。

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これも(笑)。
もちろんそれ以外のアイテムも一見普通に見えるだけで、決して普通ではありません。
モンゴリアンチョップス独特の解釈がふんだんに入っており、どれも着てみると非常に楽しい(ブランド風に言うのであればTANOSHII)。

http://blog.themongolianchoppsss.com/
あとたまにある企画的なものも面白いです。
例えば店長である「イーグル野村の36時間営業」。その期間中、口にできるのはお客さんからの差し入れのみというネタ企画です。
完全にノリが学園祭みたいな感じですが、こういうことができる柔軟性がスゴいなって。普通はブランドイメージとかしがらみがあるので中々できないです。
世の中には数多くのブランドがあっても、そのどれとも違う独特な個性。他に替えがきかないブランドだと思っています。
路面店について
関西以外の人だと、新世界と聞いてもイメージしにくいところがあるかもしれません。簡単に言うと通天閣がある場所です。
そしてモンゴリアンチョップスの路面店は通天閣の麓、徒歩1分のところにあります。
そもそもこの場所に服屋を建てること自体がスゴイ。全くファッションという言葉がイメージできない場所(魑魅魍魎の世界)ですから。
このパッと見が服屋なのかも分からないビルがそう。
入り口には「入りにくいけど、入れます」の文字が(笑)。
ここの3階がお店になっています。ちなみに2階が工場。
他にも色々とラインがある
TASF

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釣りにスポットを当てたライン。どうやらデザイナーとオーナーの2人が釣り好きらしい。
釣りに関係のあるデザインや釣りをする時にあったら便利な機能性を取り入れています。
TMC RESCUE

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古着のライン。デザイナーが海外で見つけた古着やぬいぐるみを綺麗にしてから売っています。
着られなくなった服を文字通りレスキューするという試み。もちろんどれも1点ものです。
ただ中には一部シミがあるものや結構使用感があるものも見られます。
BOKU HA TANOSII

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モンゴリアンチョップスから独立したライン。
「BOKU HA TANOSII」のロゴが前面に出たTシャツがメインアイテム。
通天閣のすぐそばにこのラインだけを扱った路面店があります。
モンゴリアンチョップスの定番商品
気まぐれな部分が多いブランドなので、あくまで定番っぽいって感じのものを集めてみました。
トライアングルシリーズ

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モンゴリアンチョップスのロゴであるトライアングルをあしらったアイテム。
スウェットや帽子・リングなんかがあります。
言うなればロゴドンなのですが、誰も知らないためロゴに見えません。デザインとしてもカッコイイです。
グラデュエーターJKT

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モンゴリアンチョップスの代表作。デニム生地で作った学ランとカバーオールのMIXデザインです。
卒業式の日にボタンをあげる風習から第2ボタンがチェンジボタンになっています。
成長を見越して大きめの制服を買うor成長してツンツルテンになる。どちらの着方をしてもOK。
実はめちゃくちゃ人気で販売すれば即完売。古着価格もほぼ定価という中々にスゴイアイテムなのです。
ボンタン

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ヤンキーが着ている制服のパンツです。上のグラデュエータージャケットとセットアップになります。
超ワイドデニムでツータック入り。ですがキレイ目な要素はありません。
ボンタンということでウエストはおへそあたりがベスト。
あとリジッドでの展開なので、試着段階ではイマイチシルエットが分からなかったりします(;´∀`)。
ボンスリ

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ボンタンのスリム版。腰回りは非常にゆったりですが、膝から足先にかけて強烈にテーパードがかかるハード仕様のパンツ。
ふくらはぎ辺りはまるでスキニーの様です。体育会系の人は多分履けません・・。
かなりクセのあるシルエットでトップスに合わせるものは選びます。
ちなみにスウェットバージョンのボンスウェというのもあります。こちらは伸びる分まだ楽です。
Cパンツ

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リーバイス501XXの47年モデルをベースに新たな解釈を加えたデニム。というかほぼ別物です(笑)。
最大の特徴はバックヨークを失くしたこと。またコインポケットも失くし、ボタンフライをジップに変えるなどの変更も加えてあります。あと何気に股上が浅い・・。
GパンからGパンたる由縁を取り除く。それがCパンツということです。
ブランド活動初期からの定番ですが、最近は作っていないみたいですね。
貴重愛

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デザイナーが古着で貴重愛と書かれたアイテムを見たのがそもそもの始まり。
貴重愛とは何かと調べたところ、プレシャスラブの機械的な翻訳であることに気づきました。
日本人としてもう一度その言葉を発信したいという思いから、日の丸が付け加えられたデザインになっています。
基本的にはTシャツやロンTでの展開がメイン。一部、靴下なんかもあったりします。
マーキー

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幅の細い使い勝手の良いベルト。長めに作ってあるので、腰から垂らすこともできます。
シンプルなデザインでバックルとレザー部分がワンポイントに。
慣れてくるとベルトを解かなくても、緩めるだけでパンツが脱げるようになります。
小結

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モンゴリアンチョップスで一番売れているアイテム。男女問わず人気があります。
巾着として使うのはもちろんのこと、付属のベルトループを取り付ければサコッシュとしても使用可能です。
メイン素材はオイルドコットン・コーデュラナイロン・レザーの3つ。その他シーズンによって様々なバリエーションで展開されています。
小さそうに見えますが、財布とポーチ、ペットボトルくらいなら入りますよ。
TMCウォレット

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セカンドバッグのディテールを取り入れたミドルサイズの財布。ポケットにもギリギリ入ります。
手に持った時のインパクトがイイ感じで、意外と収まりも良いです。
中の構造は至って普通。カードは6枚収納可能で、小銭入れも不便を感じ無い大きさになっています。
宮崎

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サイドゴアブーツ。作っている人が宮崎さんだからこの名前になっています(笑)。
アッパーはガラスレザーで、ソールはビブラムソールという仕様。
ド派手な赤色もあります。
モンゴリアンチョップスのサイズ感について
最後にサイズ感について書いておきます。
サイズ2がM、3がLという扱い。アイテムによっては5まであります。
標準体型の人(172㎝・65㎏)でサイズ2でジャストという感じ。
ただパンツ類は全体的にウエストが短いので、サイズを上げないとキツイと思います。
結局のところ、あまりサイズを気にせず着たいサイズ感で合わせるのがオススメ。
私もグラデュエーターJKTはリジットという面を考慮して3で合わせています。
まとめ
以上、モンゴリアンチョップスについて書いてきました。
取り扱っているショップがかなり少ないので、関西圏以外の人だと中々見れないと思います。
関西のセレクトショップでもほとんど見かけませんから(笑)。
大阪旅行のついでにお店に寄ってみてください。

公式サイトはこちら
MUSEUM SHOPPSSS
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