今回のテーマはブルーナボインについて。
大手セレクトショップでも扱っているところがあるので、名前だけは知っているという人もいるかもしれません。
実は結構歴史が長くて、一部から絶大な支持を受けているブランドになります。
では実際どんなブランドなのか。早速見ていきましょう(*´ω`*)。
目次
ブルーナボインとは
ブランドの概要
1997年にスタートした大阪のブランドです。辻マサヒロ氏と德田直子氏によって立ち上げられました。
メンズがメインですが、一応ユニセックスでの展開でレディースもあります。
ブランド名はブルー(妖精が住んでいる場所・青色)、ボイン(河の名前、母なる象徴)の2つの言葉を掛け合わせたものになります。
「いまだかつて人のゆかぬ道を、心猛く進む この服を身にまとい」がコンセプト。
遊び心溢れるデザイン
ブルーナボインの魅力と言えば、やはり遊び心溢れるデザインに尽きます。
だからと言って前回紹介したモンゴリアンチョップスのように決して笑いに走っているワケではありません(クスッとはする)。
⇒モンゴリアンチョップスの説明書:ブランドの特徴や評判・定番商品・サイズ感について
あくまでユーモアの範囲内であって、決して子供っぽくならないという絶妙なバランス。
イイ歳した大人が服でふざけるからこそ、余裕やセンスを演出できるとも言えますね。
柄・柄・柄
このブランドの特徴として柄物が多いという点が挙げられます。
それもチェックの様なよくあるものではなくて、異国情緒を感じるエスニックなもの。
世界各国の色んな文化を柄のデザインとして取り入れています。
デザインが強い分、見た目も派手になりますが、それがブルーナボインらしさです。前面に押し出していきたい。
この辺りはヒョウ柄が好きな大阪文化が影響しているのかもしれませんね。
その他にはレスラーのアイコンをモチーフにしたアイテムなんかも多いです。
デニムはキャンバス
ブルーナボインはデニムブランドとしても有名です。
特にデニムはキャンバスと銘打った加工デニムが人気。
ペイントや叩きなど、リメイクのテクニックを駆使したデニムはまるで作品の様です。もちろん穿いてみるとすごく楽しい。
毎シーズンどんなデニムが出てくるかすごく注目しています。
路面店について
東京と大阪に1店舗ずつ路面店があります。東京のことは分からないので、ここでは大阪について。
場所は道頓堀の川沿いにあります。グリコの看板から結構すぐ。
ブランドのイメージ的にゴチャゴチャした店内を想像しがちですが、近未来感のある無機質な空間です。
デザイナー本人が内装にはかなりこだわったと言っているように、ある意味美術館みたいな感じ。
窓のすぐそこを川が流れているという中々に面白いお店です。
ブルーナボインの定番商品
ダーラデニムジャンパー
定番のデニムジャケットです。1ウォッシュのOWと加工のAGの2種類があります。
最大の特徴はサイドにあるシャーリング。これが色落ちすることで浮き出てくる仕様になっています。
身幅は若干広く取っていますが、アームホールが細めです。ただ脇にマチがあるので、そこまで動きづらさは感じません。生地も馴染みやすいです。
着丈が長いため、シャツの裾を出したまま合わせられる点もイイですね。
⇒デニムジャケットはシャツと合わせて都会的に。着丈長めのブランドがオススメ
アランジャケット
シングルとダブルの間の様なレザージャケット。ミニマルなデザインですが、着てみると抜群の存在感を放ちます。
素材は極厚のホースレザーが定番になります。そして着始めがとにかく固い。ただ着ていくうちに段々と馴染んでいくんだとか。
襟が少し高くなっているところもポイントですね。
裏地にはこのブランドらしく、面白い柄が入ります。シーズンによって柄が変わるのでそこにも注目してください。
サイレントビリーシャツ
定番のオックスフォードシャツです。力織機で織った柔らかめの生地で、着心地がすごく良い。
ワイドカラーの小ぶりな衿やポケット無しなど、全体的にミニマルなデザインとなっています。
身幅はかなり広め。これにより着てみると空気を含んだようなエアリー感があります。
丈が長めなのでタックインして着てください。タックアウトだとどうしてもアウターとのバランスが難しくなります。
スーベニアシリーズ
色んな国を題材にしたお土産がテーマのシリーズ。その国のイメージを面白おかしくデフォルメしています。
2020年はシンガポールとオランダが舞台。
定番はスウェットでの展開ですが、カットソーになることもあります。
素材もすごくイイものを使っています。ただ柄がキャッチーすぎて決して高いようには見えません(笑)。
アルチザンボーダー
天竺編みの中肉のカットソーです。
初期からのアイテムですが、定期的にアップデートを繰り返しています。現在は6号が最新版。
ヘビーユースしても縮みや型崩れが少ないという特徴があります。
フライスを用いたフリーダムスリーブの切り替えは、職人をモチーフにしているとのこと。
フェリシンデニム
定番の5Pデニム。上のダーラデニムジャンパーとセットアップで合わせることができます。こちらも1ウォッシュと加工の2タイプ展開。
個性的なデザインが特徴のブルーナボインですが、シンプルなデニムも欲しいというお客さんの声から生まれました。
腰回りにゆとりがあって、裾にかけて少しだけテーパードがかかっています。実際に着てみると緩く曲線を描いたシルエットに。
あとサイドにはてんとう虫の刺繍が施されています。これが可愛らしい。
フェリシンビュッシュパンツ
フェリシンデニムのワイドバージョン。ビュッシュとは丸太の意味です。
シルエットはかなりドカンとしていて、インパクトがあります。でも合わせやすい。
感じとしてはサイベーシックスやハツキのワイドデニムに似ています。
こちらもフェリシンシリーズなので、てんとう虫の刺繍付き。
ピーターパンツ
春夏にのみ展開される薄手のデニム。
見た目や触った感じではそこまで分からないですが、糸を極限まで抜くことで緩く織っています。これ以上抜くと破れるらしい。
実はこのパンツだけサイズ感が他とは違います(全体的にかなり大きい)。そして1サイズの差でシルエットが別物になります。
普段のサイズで合わせるとワイドパンツになりますが、1サイズ下げるとストレートっぽくなります。下げる人結構いるみたいですね。
ブルーナボインのサイズ感について
最後にサイズ感について書いておきます。
00がレディースで、0~3がメンズのS~XL。1がMになります。
標準体型の人(172㎝・65㎏)だとサイズ1がジャスト。私もサイズ1で着ています。
ピーターパンツのみ1つ下げてもイイかなって感じ。
まとめ
以上、ブルーナボインについて書いてきました。
定番商品は比較的シンプルなものが多いので入りやすいと思います。
私はこの前ダーラデニムジャンバーAGを買いました。
知る人ぞ知るって感じのブランドなので、何となく優越感に浸れますよ(笑)。
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