今回は縦のレイヤードについて。
オシャレ指南のブログでは縦のレイヤードは必ずマスターなんて書いてたりしますが、個人的にはそこまで重要じゃないと思っています。
もちろんマスターしておくとファッションの選択肢が増えるので便利なテクニックではあります。
ただオシャレを始めたばかりの人の場合、選択肢の多さが逆に困惑する原因であったりするので慣れるまでは手を出さない方が無難です。
レイヤードとは
レイヤードっていうのは簡単に言えば重ね着のことです。特にインナーが見えるものを指して言うことが多いです。
その中でも縦のレイヤードというのは長めのインナーを着てのアウターとインナーの裾に段差を作る(インナーを長めにする)ことを言います。
特に2016年頃からこのスタイルが流行し、雑誌やWEARを見れば多くのスタイリストたちが取り入れるようになりました。
縦のレイヤードのメリット
このテクニックを取り入れるメリットはスタイルを良く見せること。
縦のラインに目が行くのでスラっと見える効果があります。
また2重になった裾が腰の位置をぼかすとも言われており、その意味で脚長効果も期待できます。
脱オタで縦のレイヤードをオススメしない理由
ただの流行のテクニック
昔からあったテクニックだとは思うのですが、声高に言われ始めたのはつい最近です。
メンズファッションに必須のテクニックではなく、あくまでアレンジの一種。
他の着こなしや色合わせを勉強することの方が遥かに大切です。
また如何にも「私オシャレしてますよ」という雰囲気が苦手だったりします。
失敗すると悲劇
オシャレを始めたばかりの頃は中々自分自身の適切なサイズ感については分からないものです。
もちろん縦のレイヤードで裾に意識をやることは大切なのですが、失敗がつきもののテクニックでもあります。
裾が長すぎると恣意的になってしまいますし、逆に短すぎるとだらしない格好に。
個人的には見える裾は5㎝くらいがベストだとは思っていますが、アイテムごとに裾の長さが異なるためジャストに合わせるのが難しいです。
子供っぽい
これは縦のレイヤードの中でも特にカットソーとタンクトップを合わせるスタイルに言えるのですが、子供っぽいです。
街中でもこのスタイルを取り入れているのは学生や20代ばかりで、30代以上はほとんどいません。
メンズファッションはいかに大人っぽく見せるかが大事になってきます。
私はメンズの基本はジャケットとシャツのトラッドスタイルだと思っているので、どうも好きになれません。
ダサイ&だらしがないという意見
基本的に万人に好かれるファッションというものはありません。
たとえ多くの人に好かれやすい量産型のファッションでも、10人いたら3人くらいはNOを突き付けます。それくらいファッションの好みは人によって違う。
この記事は脱オタクをイメージして書いているので、一応量産型のスタイルを意識して書いています(量産型はオシャレなスタイルだと思っています)。
そうすると縦のレイヤードは結構危険なスタイルなのかなと。ダサいやだらしがないといった否定的な意見がかなりあるスタイルです。
ちなみにこの記事の検索キーワードを調べてみても大半が「縦のレイヤード ダサい」となっています(笑)。
まとめ
縦のレイヤードは迷いだしたらドツボにハマる難易度高めのスタイルだと思っています。
重要度も特に高くないので、後回しで大丈夫です。
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