普段ショップで接客を受けていて感じることがあります。それは靴についてはテキトーな店員が多いということ。
コーディネートについて熱く語る人でも、靴となると途端に勢いがなくなります。
実は私自身も店員時代、靴の接客が大の苦手でした。それを踏まえて書いていきます。
実は靴を接客する機会は少ない
接客がテキトーになる一番の原因はコレです。服に比べて圧倒的に回数が少ない。
当たり前ですが、接客も数をこなさないと上手くなりません。
結局、言うことがなくて「どうですか?」というお客任せの接客になりがちです。こっちが聞きたいのは適切なサイズ感や履く上でのアドバイスなのですが・・。
比較的たくさんの靴が置いてあるセレクトショップであっても、接客に苦手意識を持っている店員は多いと思っています。
靴は専門知識がいる
靴の接客って服以上に専門性が求められます。スニーカーならまだ何とかなりますが、革靴はホント大変です。
靴の製法などは皆さん勉強されていますが、その人に合った靴を見つけることは簡単なことではありません。
実は足の形によって合う靴はある程度見分けられます。
足型はエジプト型・ギリシャ型・スクエア型に分けられます。実際には他にも2型ありますが、日本人に見られるのはこの3つです。
ここまで勉強しているアパレル店員ってほとんどいません。そこに手入れやリペアの知識も必要になります。
またアパレル店員が何か勉強しようという場合、大抵は服になります。コレクションを追うだけでも大変なので。
そこに靴を勉強する余裕なんてないのが現状です。
見た目重視になりがち
結局のところ、アパレル店員らしく似合っているかどうかだけの接客になるということです。
実はコレ、かなり危険です。靴の合う・合わないは健康に直結するからです。
アパレル店員としてはとにかく売ってしまえばそれでオシマイ。客のことなんて知ったこっちゃありません。
適正サイズがなければ、「1サイズ上げた方が見た目的にもオススメですよ」とサイズアップを平気で薦めてきます。
それか初めからインソールありきの接客をしてくるか。
私は有名セレクトショップで革靴の2㎝UPを薦められたことがあります(;´∀`)。
できるだけ靴専門店に行こう
アパレル店員がこのような状況なので、できるだけ専門店で接客を受けることをオススメします。
また百貨店の靴売り場もオススメです。
百貨店にはシューフィッターという専門の資格を持った店員がいて、フィッティングについて親身になってくれます。大抵は社員の場合が多いですね。
一番イイのはベテランの店員さんに見てもらうことです。やはり経験が違う。若い人も知識はあるのですが、圧倒的に履いてきた回数が少ないです。
ベテランの店員さんはその分失敗も多く経験しているため、それを伝えてくれます。これが本当に生きた知識で役立ちます。
まとめ
以上、アパレル店員は靴の接客がテキトーについて書いてきました。
あるあると頷いてくれた人も多いのではないでしょうか。
私はスニーカーでさえもできれば専門店に行くべきだと思っています。一番親身になってくれた店員さんから買いたいです。
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