皆さんは革靴のサイズ感はどのように合わせていますか?
最近、サイズ感に関する認識が変わってきたので、今回はそのお話です。
革靴はタイトに履くのが正義だと思っていた
一般的に革靴のサイズ感というものはスニーカーよりもハーフ~1サイズ落としたサイズが良しとされています。
つまり最初はキツメで合わせて、履きながら自分の足の形に伸ばしていく感じですね。
私は就職と同時にこの一般論を教えてもらい、以後8年間ずっと革靴とはこういうものだと思い続けていました。
とにかく気持ちキツ目、最初は痛いくらいで丁度イイのだと。
今になって思えば完全に強迫観念だったように思います。
ブランドにより理想のサイズ感がある
こんな感じでタイト信仰が絶対という価値観だったのですが、最近になって変わりました。
それはブランドによって理想とする履き方が違うことです。
ビジネスシューズであれば未だにタイト信仰でも問題はないと思っています。ですが問題はカジュアルシューズの時。
その靴が作られてきた用途によって合わせるサイズ感が異なります。
今回考え方が変わるキッカケとなったのはオールデンとトリッカーズを試着したことからでした。
この2つの靴はどちらも比較的ゆったりとしたサイズ感を勧めています。細かい調節は靴下でする感じ。
どちらもヘビーに履きこなすための靴ですし、特にトリッカーズに至っては革が硬すぎるので馴染ますという概念がほとんどありません。
もしタイト目のサイズを買ったなら途中で履くことを止めていたでしょう。
ベテランの店員さんに見てもらおう
実はこのことを教えてくれたのはベテランの店員さんでした。やはり靴を見てもらうならベテランの店員さんに限ります。
以前百貨店で若い方に見てもらったこともあるのですが、その人も知識はあるのですが経験が足りませんでした(持ってないから)。
ベテランの店員さんならその靴を何足も履いてきて、その分失敗も経験しているのでそれを伝えてくれます。
靴のセレクトショップであるトレーディングポストの店員さんとか本当に詳しいですよ。
迷ったらストレスのないサイズ感を
今回の経験から迷ったらストレスのない方を選ぶことにします。最近はそういう人も多いみたいですね。
万力締めで有名なJMウエストンですらも以前ほどのキツ目のサイズ感は提案しなくなっているそうです。
私も今までキツ目を選びすぎて履かなくなった靴がいくつかあります。
そうならないように皆さんもちょっと考え方を変えてみてください。
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