今回は革靴にハーフラバーを貼るかどうかについて。
これ結構迷う人多いと思います。実際に私もかなり迷って色々調べました。
貼ることによるメリット・デメリットがあるので、完全にこっちと決めることはできません。
ですが、色々考えた末の私なりの結論を書いていきます。
私は貼る派です
まず初めに私自身がどのようなスタンスなのかというと・・貼る派です。
単純に貼るメリットがデメリットを上回ったので、貼るようにしているだけです。
そして大前提として普段使いできる革靴しか持っていないです。それなら貼ってしまおうと。
もしこれがオールデンなどの高級靴であれば、貼らないかもしれません。店員さんもクッション性が変わるので、貼らない方が良いと言っていました。
革靴にハーフラバーを貼る理由
では具体的に貼る理由(メリット)について見ていきたいと思います。
安全性が上がる
一番大きな理由です。安全性は何よりも大事。
履き始めの革底はツルツルしていて本当に滑ります。また足に馴染んでいないため、グリップ力も弱い。
この状態で濡れた駅の階段なんてとても怖くて使えません。
私は家の玄関で履き下ろしの1歩目で転んでしまいました。この時にハーフラバーを貼ることを決意。
防水効果がある
これはマッケイ製法の靴で顕著なのですが、防水効果が大幅にアップします。
マッケイの靴ってアッパーと革底を直接縫っているので、縫い目から浸水しやすいです。だから雨の日は基本的にNG。
そして晴れていても注意しないといけないのは男子トイレです。
小便器の回りって基本的に濡れていますよね。何も考えずにそこに足を置くと・・((((;゚Д゚))))。
実際にこれで浸水するとは思えないのですが、精神の衛生上良くないと思うので貼るようにしています。
靴が長持ちする
グッドイヤー製法やマッケイ製法であれば、ソールの張替が可能です。
ですがもちろん回数に限界がありますし、そのたびに15000円ほど費用もかかります。
セメント製法の場合であれば使いきりなので、張替はできません。
しかしここにハーフラバーを貼ることで、それだけを取り換えていけば良くなります。
アッパーが痛まない限り何度でも張替えできるので、非常にコスパ大。
そもそも革底ってめっちゃ減るの早いです。雨で濡れると特に。オールソールの回数をできるだけ減らしたいのが本音です。
ビブラムソールを貼ろう
私はいつもミスターミニッツでハーフラバーを貼ってもらっています。
駅やイオン・百貨店など全国どこにでも入っているので非常に便利。
そしてハーフラバーを選ぶときはビブラムソールを選ぶようにしてください。
店員さん曰く、やはりソールの持ちはビブラムが圧倒的だそうです。値段も300円ほど高いだけなので、他のソールを選ぶ理由がありません。
焦って貼る必要はない
ここまでハーフラバーを貼る派の意見について書いてきました。
ですが焦って貼る必要は全くありません。革底を楽しんでからでも方向転換が可能です。
なぜならレザーソールを貼るときに革底を削るから(2㎜ほど)。もし削らないでそのまま貼ってしまうとソールとヒールのバランスが悪くなってしまいます。
なので2㎜ぐらい減るまでは十分革底のまま楽しむことが可能です。そして少し履いてからの方が靴の返りが良くなるというメリットもあります。
私は上で書いたように安全性の問題からすぐ貼ってしまいますが・・。
まとめ
以上、革靴のハーフラバーを貼るか貼らないか問題について書いてきました。
靴にこだわっている人によっては「ハーフラバーは邪道」という意見もよく目にします。
たしかにその意見も十分理解できますし、革底の歩いたときのコツコツという音は本当にカッコイイです。
ただ使う上では明らかに貼った方が使いやすいんですよね。
今後履くレベルの靴を上げていくことで考え方は変わってくるかもしれませんが、今現在はこんな感じです。
ポイント還元がお得