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ドレスとカジュアルのバランスについて思うこと。引き算が大切

今回はメンズファッションの代名詞となったドレス・カジュアル論について

既に多くの書籍やブログで解説されているので知っている人も多いハズ。

ただこればかりを取り上げすぎていて少し過熱気味になっているのも事実です。

そのあたりも含めて自分なりにどう思っているのかを書いていこうと思います。

まだ知らない人はこの機会に勉強してみてね

ドレスと・ジュアル論

おさらい

まず初めにドレス・カジュアル論について軽く触れておきます。

これは文字通りドレスとカジュアルのバランスを取るということです。

ドレスの代名詞がスーツ。ドレスっぽいキレイ目なアイテムとカジュアルなアイテムを混ぜると上手くいくよって話。

そしてこれこそがメンズファッションの大原則になります。

このドレス・カジュアル論を世の中に広く浸透させたのが、ファッションブロガーのMBさんです。

MBさんはドレス:カジュアルを7:3にすることが日本人のファッションに最適であると述べています。

なぜ半分の5:5ではないのかというと、日本人は童顔だからドレスの割合を多くすることで大人っぽく見えるという理由からです。

他の人も提唱している

実はこの理論はMBさん以外にも多くの人が提唱しています。

例えばファッションユーチューバーのげんじ君はキレイ目とカジュアルを中和させると言っていますし、松屋バイヤーの宮崎さんも同じようなことを自身の本で書かれています。

表現こそ違いますが、内容はどれもドレスとカジュアルのバランスを取りましょうということで一致しています。

それほどまでにメンズファッションにおいて大切な要素だということです。

個人的にはやはり7:3にするという具体的な割合まで提唱したMBさんの説が一番分かりやすいかなと思っています。

引き算の感覚が身に付く

ここからが今回言いたかったことになります。私はドレス・カジュアル論を理解することで、引き算の感覚が身に付くことが一番大きな成果だと考えています。

ドレスとカジュアルの割合を7:3にするということで、まずドレス10のスーツっぽい恰好から始めますよね。

そこから3をカジュアル分として引いていく。

この引いていくという行為こそがファッションで非常に大切。

よくファッションは足し算ではなく引き算と言われます。本当にその通りで、それの感覚を身に着ける手段がドレス・カジュアル論だと思うのです。

そして自分のコーディネートを論理的に組み立てられることも大きなポイントです。

感覚ではなく、なぜこのアイテムを選んだかについて理由をつけて説明できることが大事なのです。

脱オタには必須の知識

このドレス・カジュアル論が一番効果を発揮するのが脱オタの時です。

脱オタって何も指針がないと本当に迷走しやすいです。ドレスとカジュアルのバランスを取ると決めておけば、それなりにちゃんとした格好ができあがります。

もしこのドレス・カジュアル論について書いていない本やブログがあったとしても、おそらくパンツは細めの黒がオススメと書いているハズです。

黒の綿パンを選んだ時点でドレス要素が入っているので、持って行きたい完成形は同じになります。

こだわりすぎるのも問題

ただし、ここで注意が必要です。それはあまりにこのドレス・カジュアル論にとらわれ過ぎている人が多いということ。

ファッションのコーディネートサイトのwearなんかを見てもらえると分かりやすいのですが、ドレス要素が0でカジュアル10の人って結構いますよね。

そしてちゃんとオシャレに見えているという。

ファッションは基本的に自由です。だから絶対にドレスとカジュアルのバランスを取らなければいけないなんてことはありません。

自分はカジュアル10の恰好が好きだというのならそれでイイのです。

1つ言えることはカジュアル10の人はドレス・カジュアル論をちゃんと理解しています(多分)。

理解したうえで自分を表現するためにカジュアル10という方法を取っているだけ。

だから初心者の人はまずはドレスとカジュアルのバランスを取るところから始めてください。

まとめ

以上、ドレスとカジュアルのバランスについて思うことを書いてきました。

私は脱オタ当初はこの法則を知らなかったので、迷走しまくりました(;´∀`)。

ですがこれが絶対ではなく、あくまで1つの手段くらいに考えておくとイイと思います。

TPOさえ守っていれば問題なし