春夏シーズンになると多くの店で次々に登場する7分丈のシャツやパンツ。
まだ半袖やショーツっていう季節でもないし、店員さんも「季節の変わり目に最適ですよ」って言ってるからつい手を伸ばしてしまいがちですよね。
でもちょっと待ってください。その7分丈のアイテム、実は全然普通のアイテムじゃありません。
上級者向けのアイテムなのですが、上級者程買わないというちょっと不思議な特性を持っています。
今回はそんな7分丈を買ってはいけない理由を説明していきます。
7分丈が難しい理由
子供っぽくなってしまう
最大の理由がコレです。7分丈のシャツのはまだマシなのですが、パンツは本当にヤバイ。
靴にサンダルを合わせれば夏休みの小中学生コーデが完成してしまいます。
メンズファッションにおいて子供っぽいというというキーワードは、よっぽど狙ったものでない限り避けるのが鉄則です。
ラインが作りにくい
7分丈のアイテムはフルレングスやショート丈に比べてラインが作りにくいアイテムでもあります。
例えば夏場のファッションの場合、トップスが半袖・パンツがフルレングスでIライン、もしくはトップスがフルレングス・パンツがショーツでYラインを作るのが一般的です。
このようにトップスとボトムスにメリハリがあることでライン作りが簡単になります。
しかしながら7分丈の場合、中途半端に丈が短いことでどっちつかずになってしまいます。
デザインがヤバイものが多い
これもパンツに多いのですが、デザインに問題があることが多いです。
顕著なのが折り返しチェックという超地雷パンツ。
2013年頃に登場し一時は大ヒットしましたが、瞬く間にダサイ認定されたデザインでもあります(特に女性受けは最悪)。
そんな折り返しチェックですが、未だ7分丈パンツには多く取り入れられています(;´∀`)。
高いブランドになるほど7分丈のアイテムは出さない
基本的に7分丈のアイテムは安いブランドに多いです。イオン系列や丸井系などはよく出していますね。
反対にセレクトショップより高級なブランド。主にコレクション系のところではほとんど見ることがなくなります。
私はブランドには明確な序列が存在するという考えなのですが、安いブランドに多い=ファッション初心者にそれっぽく見せるための小手先のテクニックということです。
袖や裾をめくろう
どうしても半端丈にしたいのであればシャツの袖やパンツの裾をめくることをオススメします。
この場合普通にめくったのであれば9分丈、多く見ても8分丈くらいにしかなりません。これくらいだとラインが作りやすいです。
またロールアップした跡がイイ感じにこなれ感や抜け感(カジュアルダウン)に繋がるため、オシャレなイメージに見えます。
海外のスナップを見ているとうまくロールアップしている人が多いですね。
まとめ
以上、7分丈を買ってはいけない理由とその解決策について書いてきました。
もし今手元に7分丈のアイテムがあるのなら、閉まってしまいましょう。決心がつくなら捨ててしまっても構いません。
きっともう着ることはないと思いますよ。
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