前回はメンズファッションにおいてボトムス(パンツ・靴)が7割ということを説明しました。
そこで今回は具体的にどのようなパンツを買うべきかについて書いていきます。
黒のチノパン
まず絶対に必要になってくるのが黒のチノパンです。なんならこれだけでもイイくらい。
黒はどんな色とも合わせやすいですし、落ち着いた大人な印象をもたらしてくれます。特に20代や30代の人で童顔の人には効果が絶大。
そして黒という色はMBさんがいうドレス・カジュアル論ではドレスにあたります。
MBさんは黒のスキニーを押していますが、私は別にそこまでスキニーにこだわらなくても良いと考えています。
確かにスキニーパンツはオシャレの基本的なシルエットであるYライン・Iラインが作りやすいのですが、好みが大きく分かれるアイテムでもありますし、体系的に似合わない人もいます。
それに最近はビッグシルエットの影響でワイドパンツが流行っているので、今の気分ではないという人も多いでしょう。
ではどんなシルエットのものが良いのかというと、テーパードがオススメです。
テーパードとは腰や太もも周りは普通で、そこから裾にかけて絞ってあるシルエットのことです。これはどんな体系の人にも合います。
兎にも角にも黒のチノパンがなければ始まりません。私もずっと黒のチノパンを避けていた時期がありましたが、一度買ってからはその使いやすさにヘビロテしています。
リジットorワンウォッシュの濃紺デニム
さすがに黒のチノパンばかりでは飽きるので、デニムも買ってください。
その場合、リジット(ノリが付いたままの洗っていない状態。生デニム)かワンウォッシュの濃紺デニムがオススメです。
デニムはカジュアルなアイテムですが、濃紺であればカジュアルになりすぎない色なので使いやすいと思います。くれぐれも色落ち加工がされたものを買わないように(笑)。
シルエットに関してはこちらもテーパードで良いでしょう。黒のチノパンもテーパードなので気分的に差を付けたい場合はストレートでも大丈夫です。
個人的には少し太さがある方が大人の余裕を出せるかなと思っています。
⇒デニムが有名な日本のブランドまとめ。定番ジーンズを集めてみました
スラックス(トラウザー)
正直上の2つで十分なのですが、あと1つ足すとしたらスラックスです。
周りを見渡してもスラックスを合わせている人は少ないですし、逆にオシャレさんほどスラックスで差別化している印象があります。
スラックスということでシルエットはテーパードのものが多くなります。
素材に関してはウールでもイイですし綿でもイイです。
思いっきりドレスに寄せたかったらウール、少しだけカジュアルがよければ綿にしてください。
色は無難に黒・ネイビー・グレーあたりがオススメです。
難易度の高いパンツ一覧
初心者の内は避けた方が無難なパンツを書いておきます。これらのパンツはコーディネートに慣れてから買うようにしましょう。
- ベージュや白のチノパン
- カラーパンツ
- カーゴパンツ
- 極端なワイドパンツ
- サルエルパンツ
買うときのアドバイス
パンツの試着は必ず行ってください(しない人ほとんどいないと思いますが)。
そして試着する場合は最低5着、できれば10着を黒のチノパンなら黒のチノパンだけで行ってください。
できるだけブランドもばらけさせましょう。1つのショップだけで行うとどれもテイストが似通っていてあまり参考になりませんし、一人の店員さんの意見しか聞けなくなります(店員の感性は意外とバラバラです)。
まとめ
以上3種類、メンズのパンツについて書いてきました。
特に黒のチノパンと濃紺デニムは本当に便利。スラックスはその後でも大丈夫です。
パンツ選びはめんどくさいと思うかもしれませんが、実際にその効果を実感すればハマリ出します。
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