靴をガムシャラに磨いていると、心がスッと整って思考がクリアになります。
1日中動き回ってクタクタに疲れていても、この時間だけはなぜかリラックスしている(もちろん手は疲れてます)。
私はこの靴を磨くという時間こそが、オシャレ以前に人間らしく生きて行くために必要な時間であるように思うのです。
今回はそんな話です。
自分を見直す時間の重要性
人間が生きて行く上では1人になれる自分時間というものが必要です。
これは都会の喧騒から離れて、静かに自分自身を見直す時間とも言い換えることができます。
「自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと」の著者、四角大輔さんはクリエイティブな時間という言葉を使って、この時間の重要性を説きました。
身の回りからノイズとなるものを徹底的に省くことによって、自分を見つめ直せると。
クリエイティブな時間をどれだけ持てるかが人生の質を決めるとも書いています。
ですがそのためには身の回りをとにかくシンプルでミニマルにしていくしかありません。普段から意識していないと中々できないことです。
実はもっと簡単な方法があります。それは靴を磨くこと。
靴を一生懸命に磨くことで、まるで異空間に飛ばされたかのような自分しかいない時間に身を置くことができるのです。
怒られたら靴を磨こう
定期的に靴を磨く時間を持つことで、その日あったことなど自分を見つめ直す時間が持てます。
これが一番効果があるのが怒られた時。
怒られた直後は納得がいかないことであっても、思考がクリアになっている時なら何が悪かったのか、またその改善策を考えることができます。
私も仕事で怒られた時や上手くいかないことがあった時には、よく靴を磨いていました。
例え改善策が思いつかなくても、単に気分転換になるという点だけでも十分なメリットであると考えています。
憂鬱な朝の出勤が少しハッピーに
もちろん靴を磨くことで得られる効果はこれだけではありません。何より出社するときの憂鬱感を減らすことができます。
多くの社会人にとって朝の出勤時間は気が滅入るものです。特に月曜日の朝ともなればなおさら。
そんな時にキレイに手入れされている靴が玄関に揃えてあったらどうでしょうか。
新品の靴を履く高揚感とまでは行かないまでも、少しは気分が上がるハズです。「今日もやるぞ」というスイッチが入る人もいるでしょう。
このように靴をキレイにしておくことは精神衛生上プラスに作用します。
靴に感謝しよう
よく足元を見ると言われることがあります。
高級旅館の女将さんは客が履いている靴を見て、どのような人なのかを判断していると。
また海外では営業の靴が汚いと、その会社とは取引しないこともあるそうです。
しかしながらこれは単に高い靴を履いていればイイということではありません。
無名ブランドの靴でもしっかりと手入れされた靴を履いているかが大切なのです。
靴は1日中自分を支えてくれているもの。靴をキレイに保つというのはそれに対する感謝の気持ちの表れでもあります。
社会的に信用されるかは置いておいて、いつも自分を支えてくれる靴に少しは気持ちを伝えてみましょう。
それが回りまわっていつか自分自身にも返ってくると思っています。
まとめ
以上、靴磨きは人生を好転させるついて書いてきました。
正直メリットしかないので、やらないのは勿体ないです。デメリットは習慣づけるまで面倒くさく感じることでしょうか。
一度騙されたと思ってやってみることをオススメします。
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