たまにブログや動画を見ていてチェックシャツはダサいという論調を目にすることがあります。
「オタクコーデにならないために避けるアイテム10選」とかだと絶対に入っている。
「渋谷の女の子〇人に聞いてみたダサい男のファッション」みたいなパターンもありますね。
チェックシャツ好きとしてはこれは見過ごせない問題です。ちょっと前のズッカとかシャツと言えばほとんどがチェック柄だった程です。ダサいわけがない。
ということで今回はそれに対する反論を書いてみました。

目次
チェックシャツはオシャレなアイテムです
当たり前ですがチェックシャツがNGなんてことはありません。
ブランド規模・老若男女問わずリリースされている定番デザインです。
というかチェック柄がダメならシャツのほとんどは無地になってしまいます。

https://studynews.jp/
ではなぜチェック柄がNGになるのかというと、ダサい人が目立ってしまっているから。
オタクや陰キャの代名詞とされる理系の大学生は、大抵チェックシャツを着ています。大学で写真を撮ったら皆チェックシャツだったという画像はまとめサイトでも鉄板ネタです(笑)。
彼らが余りにも目立ってしまうために、チェックシャツ=ダサいという思い込みが起きてしまっているのです。
ここで考えないといけないのは、ハイブランドにおいても定番デザインであるという点。
もし本当にダサいデザインであるならば、世界のトップデザイナーが揃うハイブランドが作るはずないからです。
スーパーの2階にはあるがハイブランドにはないデザインであれば、ダサい可能性はあります。
でもスーパーの2階にもあってハイブランドにもあるというなら、それは定番と言えるのではないでしょうか。
ダサくなるのは他に問題があるから
正直なところチェックシャツにダサいも何もないと思っています。あえて言うなら生地の質が見た目に影響するくらい。
それも見ようによってはヴィンテージっぽいというプラスの解釈だってすることができます。
ではなぜチェックシャツがダサいと言われるのか。それはチェックシャツ以外に問題があるからです(真理)。
サイズ感や色合わせ、コーディネートのライン、果ては髪型やヒゲなどの清潔感に至る部分まで、恐らく全てに何かしらの不具合が生じています。
チェック柄というのは目立ちやすいデザインなので、パット見でダサいことの原因をチェックシャツに結び付けてしまうのでしょう。
オススメなチェック柄3選
ひとえに同じチェック柄と言ってもオシャレに見えやすいチェック柄が存在することは事実です。
ここでは個人的にオススメな3つの柄を紹介します。
タータンチェック

https://zozo.jp/
スコットランドの伝統的なチェック柄です。ヨーロッパでは制服のデザインとして採用されているところもあります。
ネルシャツに多いデザインなので冬のイメージが強いですが、春に使っても問題ありません。
個人的にも一番好きなチェック柄で、チェックと言えばタータンがまず思い浮かぶくらいの安全杯。
色味もカラフルなものから比較的シックなものまで幅広く、選ぶ楽しさもあります。
オンブレチェック

https://zozo.jp/
色がしみ込んだような変化を繰り返す格子柄。開襟シャツのデザインとして取り入れられることが多いです。
大抵は2色使いになるので、シックでカッコイイというイメージがあります。
事実、バイカーやロッカーたちが愛用していたため、不良のアイコンとして見られていた時代も。
タータンに比べれば着ている人は多くありません。だからこそ差別化できるという利点があります。
ギンガムチェック

https://zozo.jp/
白と何らかの別の色の2色で構成された格子柄のこと。大抵は黒か青であることが多いです。
AKBのシングル曲のタイトルになっているため、名前だけは知っている人も多いでしょう。
最大の利点は柄が小さいため、無地感覚で使えること。白と黒のギンガムチェックであれば、ビジネスカジュアルでも着ることができます。
柄自体が目立たないため面白さに欠ける部分はあるかもしれませんが、幅広いユーティリティー性に長けたデザインであると言えます。
ブロック(バッファロー)チェックは難しいよ

https://zozo.jp/
チェック柄と言えば忘れてはいけないのがブロックチェックです。
上で紹介したギンガムチェックと似ていますが、こちらはチェックが大きく、また多色使いも可能となります。
大胆な配色で見た目にインパクトが出るため、好きな人も多いハズ。特に赤黒のブロックチェックはアメカジの定番となっています。
ですがコーディネートに自信がないのであれば、最初の内は手を出さない方がイイです。
理由はあまりにも目立つから。正直なところチェック柄でダサいと言われている人の半分くらいはブロックチェックなイメージ。
チェック柄にダサいも何もないと思っていますが、コーディネートの難易度が上がるのは事実です。
慣れるまではジャケットのインナーにして見える面積を少なくするなど、少し工夫した方がイイかもしれません。
できるだけ色落ちさせないように
チェックシャツは柄物なので洗濯を繰り返すうちに色落ちしていきます。
もちろん古着っぽい良さというプラスの解釈もできますが、同時に清潔感が失われていると捉えることもできます。
こうなってくるとそれを補うテクニックが問われてしまいます。
やはりコーディネートが簡単なのは圧倒的に色落ちがしていない状態。できるだけこの期間を長くするように心がけてください。
洗濯方法を気をつける
普段の洗濯にあまりにも気を使わない人が多すぎます。とにかく洗えばイイという考えはNGです。
最悪なのは漂白剤入りの洗剤を使っている場合。これをすると色落ちが一気に加速します。
普段は中性洗剤を使用し、首元など汚れが酷い部分だけ別で洗うか、それ用の洗剤を使ってください。
また干す時も裏返して干すことで色落ちを防ぐことができます。
実は太陽光は色落ちを加速させます。特に夏場は日差しが強いので要注意。裏返し+短時間が色落ちを防ぐコツとなります。
ブランドものを買う
ブランドものの服は値段が値段なだけあって、しっかりと染められています。
洗濯に気を使っていれば、かなりヘビーユースしない限り色落ちが目立ちません。
反対に安いものは染めが値段相応です。同じように洗濯していても結構早い段階で色落ちしていきます。
ハイブランドとまでは行かなくても、ある程度品質に定評があるところで買うことをオススメします。
コーディネートについて
よくチェックシャツを羽織りとして使う人がいますが、これをしてしまうと一気にバランスが取れなくなります。
シャツは前を閉めるのが正解。特にチェックシャツはカジュアル感が強いアイテムなので、できるだけドレスに寄せた着方にするのが簡単です。
開けるのは第1ボタンまでにしておきましょう。腕まくりをしてもイイですね。
差別化するのであればタックインも有効。ただ何も考えないでやるとガチな感じになるので、タックインの理論はマスターしておきましょう。
⇒トレンドのタックインコーデのコツ。オタクコーデにならないためにするべきこと
あえてやってる感じを出せれば成功です。
まとめ
以上、チェックシャツがダサいオタクの代名詞にされている件について反論してきました。
メンズファッションにおいてはこれがなければ始まらないと言っていいくらいに重要なアイテムです。
ダサいと言われるのはたまたまチェックシャツが目立ってしまっているだけ。大抵は他に問題があります。
私自身も最近買っているシャツはほとんどがチェック柄です。
ミルクボーイ風に言うと「こんなんいくらあってもイイですからね」という状態です(笑)。

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