前回オックスフォードシャツについてまとめてみたので、今回はデザイン系のシャツについて書いてみようと思います。
⇒オックスフォードシャツが有名なブランドまとめ。タックアウトで着れるのはどれ?
一口にデザイン系と言ってもパッチワークやチェックシャツなどたくさんの種類があります。
一応、代表的なところをチョイスしたつもりではありますが、あくまで私の観測の範囲内になるので、そこまでブランド数は多くないです。
今後、見つけ次第足していく予定です。
目次
デザイン系シャツが有名なブランド
コムデギャルソンシャツ
コムデギャルソンの中でもシャツをメインに添えたライン。フランス生産になります。
ギャルソンの定番であるパッチワークシャツをとにかく芸術的なレベルにまで昇華することを得意としています。もちろん生地の品質もピカイチ。
ただシャツ1枚の価格が4万~9万円になるため、お財布には全然優しくありません。
オムやオムドゥのラインでもパッチワークシャツは展開しているため、買うならコチラをオススメします。
エトセンス
最近パリコレにも出展するなど非常に勢いのある日本のブランドです。
「このブランドの基幹アイテムは何か?」と問われるとシャツになるのかなと。
柄物だったりサイズや素材を工夫したりと色々やってますが、一番の定番は切り替えを多用したパッチワークシャツ。
これ1着でコーディネートの主役になります。
アンリアレイジ
毎回革新的なコレクションを発表することで話題の日本のブランド。
パッチワークも得意なのですが、アンリアレイジと言えばボールシャツでしょう。
本当にボールの形をしています。
ただ変形中の変形アイテムになるため、コーディネートが結構難しかったりします(ここのブランド全部ですが)。
ヴィヴィアンウエストウッド
アクセサリーや財布が人気のイギリスのモード系パンクブランド。
ここの服の特徴はとにかく変形デザインが得意なことにあります。
その中でも襟を左右非対称にしたアシンメトリーシャツは特に有名。
変わっているのは襟だけなので意外と合わせやすかったりします。
ヤエカ
日本のブランドです。日々の暮らしに寄り添うようなシンプルなデザインがメイン。
ここのコンフォートシャツは非常に有名ですね。実はもう一つ有名なシャツがあって、それはフードシャツです。
綿ナイロンのロクヨンクロスを使用したシャカシャカした生地感。
肌着の上にシャツとして着るのは勿論ですが、シャツの上にアウターとして羽織ることも可能です。
⇒ヤエカの説明書:ブランドの特徴や評判・定番商品・サイズ感について解説
イッセイミヤケ
コムデギャルソン・ヨウジヤマモトと並んで日本の御三家と称されるブランド。
イッセイミヤケと言えば、そうですプリーツ加工です。独特の生地が作り出す存在感はこのブランドにしか出せない味。
イッセイミヤケがモード系を代表するブランドである所以を味わうことができます。
トルネードマートも似たようなの作ってるけど、全然違うから・・(;´∀`)。
ツモリリサト
日本のデザイナーズブランド。実はメンズもあります(数は少ないですが)。
イッセイミヤケ系列の会社(A-net系)なのでその影響からか柄シャツが非常に豊富です。
その中でもメンズに人気なのがトロンプルイユというシャツ。
一応騙し絵というコンセプトらしいのですが、落書きにしか見えないような・・(笑)。
カバンドズッカ
こちらも古くからある日本のデザイナーズブランドです。A-net系の中だと一番メンズが豊富。
毎期必ず柄シャツは制作しており、そのシーズンを象徴するデザインが採用されています。
ルックとして映えることを意識しているので結構派手目。着こなす難易度は少し難しかったりします。
素材は綿の時とキュプラの時が半々くらい。キュプラだと価格は3万円近くになります(´・ω・`)。
ネネット
カップルで共有できる自由なカジュアル服がコンセプトのブランド。
ネネットの柄物と言えば、森と動物モチーフ。デフォルメ化されたこれらのデザインがとにかく可愛らしい。
専門学校生が好んで着ているイメージがあります。あとサブカル系の女の子とか。
30過ぎるとちょっとキツイかなと・・。
フラボア
可愛い系のデザインが売りのブランド。現メルシーボークーの人が立ち上げました。
POPなデザインが描かれたシャツが得意です。定番なのはドットや動物が描かれているタイプ。
これを着るとどんな人でもフラボアっぽいコーディネートに早変わりできます。
価格も15000~20000円あたりなので許容範囲かと。
ポールスミス
ポップなデザインが人気のイギリスブランド。もはや知らない人はいませんよね。
毎期店頭にはこれでもかというくらい柄シャツが並びます。特にカジュアルラインのPSポールスミスでのリリースが多め。
そしてポールスミスのデザインシャツと言えば、やはり花柄でしょう。小花柄を無数にあしらったデザインは無地感覚で着ることができます。
1枚で着ても良いのですが、ジャケットのインナーで少し見せるぐらいがオシャレなのかなと。
スーパーサンクス
今回紹介する中だと一番安いです。と言っても1万円くらいですが・・。
ディスコートでも取り扱いがあるので、探せばイオンでも買うことが可能です。
ここは蝶ネクタイのついたシャツがとにかく有名ですね。あとは眼鏡のついたカットソーとか。
蝶ネクタイ以外は本当に普通のシャツなので一見シンプルに見えるかもしれませんが、意外と存在感があります。
Nハリウッド
古着をベースにした日本のコレクションブランド。
ジャケットやパーカーが有名なのであまりシャツには目が行かないかもしれませんが、チェックシャツは定番で展開しています。最近は開襟シャツが多いですね。
ここのオンブレーチェックは本当に上品。
綿にレーヨンなどの化繊を混ぜたやわらかい生地感が特徴。ただシーズンによってはポリ混のハリのある感じになったりもします。
コモリ
恐らく今日本で一番人気があるだろうブランドです。
ここのシャツは本当にシンプルな白シャツです。ただシルエットがびっくりするくらいにワイド。
身幅がかなり広くて、着ると背中が膨らみます。まるで空気を着ているかのようなエアリー感があります。
超細番手の糸を使っているので触り心地も本当に軽い。
オーラリー
元フィルメランジェのデザイナーが立ち上げた生地にとにかくこだわっているブランドです。
上のコモリと着ている層が似てます。
こちらも中々にビッグなシルエットが特徴。歩くたびに流れる生地の動きがキレイです。
綿100%ですが、シルクのような滑らかな肌触りは本当に心地よい。その分耐久性が心配であったりはするのですが・・。
レミレリーフ
日本のアメカジブランド。自然に着古したかのようなリアルな古着加工が得意です。
そしてこの加工は日本の水を使わないとできないらしい。
レミレリーフと言えばデニムシャツです。特にウエスタンシャツが有名ですね。
着丈が短くて少しタイト目なのでコンパクトに着ることができます。
まとめ
以上、デザイン系のシャツが有名な16ブランドについて書いてきました。
探せばまだまだありそうなのですが、今のところパッと思いつくのがこれくらいです。
個人的にはやはりコムデギャルソンが好きです。あのパッチワークは本当にスゴイ。
ただ何枚も買うことは金銭的にできないので、ここぞという時の勝負服にして、普段はオックスフォードシャツをガシガシ使っていくのが現実的だと思っています。
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