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ユニクロ以外でコスパ最高のセルビッジデニム3ブランドを紹介

デニムを買う時に重要なのが、そのデニムがセルビッジかどうかということ。

別に普通のデニムを貶しているわけではないのですが、やはり赤耳があるだけで嬉しくなます。

しかしながらセルビッジデニムは高い・・。

今回は比較的安く買えて、尚且つシルエットの良いデニムブランドを紹介していきます。

お金がないお父さんの味方

セルビッジデニムは高い

http://www.pres-de.com/

セルビッジデニムとは昔ながらの旧式の力織機(シャトル織機)を使って織られたデニム生地のことです。

見分け方は簡単。生地の両端にほつれ止めが施されています。これがデニムになった段階で耳になります。

そしてこの旧式の織機を使っていることが価格にダイレクトに影響します(上がる)。

旧式の織機ということで現代の織機の様に早く織ることができません。スピードにして3~5倍程遅いです。

1時間に数mしか織れないとも言われています。また織れる幅も半分くらいしかありません。

しかもしょっちゅう止まるため、職人さんが付っきりで調整をする必要があります。

こんな感じでセルビッジデニムはとにかく生産効率が悪いの一言に尽きます。

価格が普通のデニムの1.5倍以上になることもザラ。

しかも一般的にはあまり認識されていないポイントなので、理解が得られないことも多いです。ライトオンの店員ですら知らない人がチラホラ・・(私もアパレル2年目で知りました)。

もはや完全に着る人の自己満足。ですがそこにこだわるのも男のロマン、あの味のある表情と色落ちはそれだけで価値のあるものですから。

価格が安いのはユニクロだが・・

https://www.uniqlo.com/

一般的にセルビッジ生地を使用したデニムは高いです。大体20000円~25000円あたりが中心価格になります。

そんな中ユニクロがとんでもない価格破壊を起こしました。約5000円という価格でセルビッジデニムを出したのです。

その後モデルチェンジが行われ、今だとストレッチセルビッジスリムフィットジーンズがこれに当たります。

価格だけ見ればもはや最強ですね。ユニクロに敵うジーンズブランドなんてありません。

しかしながらシルエットを考慮するとやっぱり甘いです。

どうしても子供~おじいちゃんまでの全年齢対象ブランドであるため、余裕のある作りになってしまっています。

個人的には体育会系で鍛えている人にピッタリなシルエットかなと。

こうなるとコスパ最高とは言い難い。特にデニムにこだわりを持っている人ならなおさらです。

コスパ最高のセルビッジデニム

ここからが本編。私が今まで見てきたセルビッジデニムの中で特にコスパに優れているものを3つ挙げてみました。

価格帯は15000円前後でチョイス。まだ高いと思うかもしれませんが、正直これが限界です(;´∀`)。

ジャパンブルージーンズ

https://www.japanbluejeans.com/

桃太郎ジーンズを展開しているジャパンブルーが海外向けに作った別ブランド。海外向けですが日本でも普通に買えます。

武骨さが売りの桃太郎ジーンズに対して、こちらはヨーロッパ的なクリーンさが売り。スタイリッシュに着ることが可能です。

色々なシルエットがありますが、定番のスタンダードで14000円程。そこに加工が入ってくるとどんどん上がっていきます。

最大の特徴はシルエットごとに綿の種類を選べること。アメリカ綿だったりジンバブエコットンだったりと5種類から選ぶことができます。

これにより形は同じでも穿き心地や色落ちが変わってくるから面白い。

オーディナリーフィッツ

https://item.rakuten.co.jp/chicori/

岡山児島のファクトリーブランド。10年後も着ていたい服をコンセプトに生産されています。

テイストはナチュラル。洗いざらしの自然な香りがするアイテムが得意です。無印やMHLが好きな人はこちらがオススメ。

代表作は5Pアンクルパンツです。1ウォッシュのタイプだと価格は16000円程。

9分丈のテーパードパンツで、シルエットが非常に綺麗です。私も愛用しています。めっちゃお気に入り。

テーパードパンツはジャストで穿くのが定石ですが、こちらは1サイズアップで穿いてください。ブランド側も少しゆったり目に穿くことを提案しています。

オーディナリーフィッツの説明書:ブランドの特徴や評判・定番商品・サイズ感について解説

ボトルス(オーディナリーフィッツ)を紹介。店内の様子を写真付きレポート

バーガスプラス

https://store.shopping.yahoo.co.jp/hinoya-ameyoko/

アメ横で創業60年を超えるセレクトショップ、ヒノヤのオリジナルブランドです。

こちらはテイストがかなりヴィンテージ風。アメカジスタイルをしたい人にオススメです。

定番は770。少し細身のストレートで、1ウォッシュタイプで15000円程になります。

ムラ糸を使用していたり打ち込みを強くしていたりと、多くのデニムを扱ってきたからこそのこだわりが詰まっています。

実は20年以上の歴史があり、世界9か国に輸出されているという隠れた実力派なのです。

まとめ

以上、コスパが最高のセルビッジデニム3ブランドについて書いてきました。

昔は12000円くらいだったA.P.C.が倍程する現在、15000円前後で買えるのはすごいと思います。セルビッジではない普通のリーバイス501ですら13000円はしますから・・。

上で挙げた3ブランドはどれもマイナーな部類です。ですがこだわりは本物。見つけた時はぜひ試着してみてください。

オーディナリーフィッツが特にオススメ