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靴は試着だけでなく、最低1キロは歩いてみないと分からないよねって話

服の買い物に慣れてくるとそれに伴って失敗も減っていくものです。

ですが未だに失敗しまくりなのが靴。試着段階と実際に歩いてみた時の違いが大きすぎてもう・・。

今回はそんなお話です。

靴の買い物は慎重に

試着で分かるのは7割くらい

店頭でどれだけ念入りに試着したとしても分かるのは7割くらいだと思っています。

大体のサイズ感やクッション性は把握できますが、履き心地に影響する細かい部分までは分かりません。

その理由は試着では靴にシワが入らないようにしないといけないから。

あくまで売り物であるため歩けたとしても店内の数メートル範囲、足を上下に動かすくらいにとどまります。

ですが買ってから実際に歩いてみると靴は足の屈曲に沿って曲がります。そうすると思ってた以上に甲に圧迫感が・・。

ライナーやヒールとの摩擦で靴擦れだって起きます。捨て寸も予定していたよりも短かったかもしれません。

とにかくこんな感じで試着がアテにならないことが結構あります。まだ3割くらいのギャンブル要素があると認識してください。

靴は最低1キロ以上歩かないと分からないのです。

できるだけギャンブル要素を減らそう

では具体的にどうすればイイのかというと以下の4つが有効だと思っています。

何回か試着する

1回の試着では見えてこなくても、複数回試着することで見えてくることがあります。

その際はなるべく時間帯や靴下も変えてください。

靴のサイズ感って思っている以上に足のむくみや靴下の厚さに影響されます。それくらいミリ単位のサイズが大事。

また着ている服が違えばコーディネートとの相性も回数分確認できます。

その靴を持っている店員に聞く

試着する上で大事なことは自分の感覚+客観的な意見(経験談)です。

ですがその靴を持っていない店員の意見ほどアテにならないものはありません。

特に入ったばかりの新人店員やアルバイト店員は経験不足なため、漠然とした回答になりやすいです。必ず持っている人に代わるようお願いしてください。

その場合できるだけキャリアが長い人だと尚良しです。失敗してきた経験が違いますから。

欲を言えばお店を変えて複数の店員から意見を聞きたいですね(店員にも履き方の好みがあるため)。

ブログで調べる

ではもしその靴を持っている店員がいなかったらどうするか。これはブログでレビューを確認するしかありません。

よっぽどマイナーな靴でない限り大抵は何件かヒットするハズです。

ここで注目するべきはデメリットな部分。店員はメリットしか言わないことがありますが、ブログには意外とデメリットまで書いてあったりします。

革の馴染みによるサイズ感の変化や傷みやすい部分などは大切な生の情報です。

通販で購入する

アマゾンやゾゾタウンなどの大手通販サイトでは期間内の試着であれば返品することができます。

つまり返品期間が1週間ならその期間何度も試着できるってこと。

さすがにシワを入れるのはマズいですが、家の中なら歩き回ることもできます。

注意しないといけないのは小さなセレクトショップの通販では返品不可なところも多いということ。必ず返品条件だけはチェックしておいてください。

1年くらい履かないと分からない靴もある

靴の中でも一部の革靴では1年間は履いてみないと分からないものもあります。

その代表格がトリッカーズやJMウエストン。トリッカーズは革がとにかく硬いですし、JMウエストンはかなり小さいサイズで合わせるので締め付けがキツイです。

これらの靴は自分のサイズに馴染むまでに1年以上かかると言われています。

それまでは馴染むことを信じて履き続けなければいけません。

価格が高いこともあって私は中々買う決心がつきません(;´∀`)。

まとめ

以上、靴は最低1キロ以上歩かないと分からないについてでした。

ある意味失敗は勉強代だと思って割り切る姿勢が必要なのかもしれません。

その分、自分の足にピッタリ合う靴を見つけた時の喜びもひとしおです。

結局、使用頻度が高いのは履いていて楽な靴