12月を過ぎると本格的に防寒コートの季節になります。
そんな時に便利なのがやっぱりダウンコート。これさえあればどれだけ寒かろうが大抵は大丈夫です。
ですが私はもう5年以上ダウンを着ていません。もっぱらメルトン素材です。そしてこれからも着る予定はないです。
今回はなぜそういう結論に至ったのかについて書いていきます。
ダウンコートは機能性最強
まず私はダウンコートを否定しているわけではありません。学生時代はずっとダウンで過ごしていました。
そしてこれほど防寒性に優れたものはないと思っています。
軽くて超暖かい。ダウンを着ていれば中を薄着にすることだってできます。肩も凝りません。
また最近人気のカナダグースなどは南極調査隊でも使用された実績があります。
このようにダウンコートは機能性が最強。これは誰が見ても疑いようのない事実なのです。
ダウンコートを買わない理由
ではなぜ私が着なくなったのか。これには色々な理由があるわけで・・。主なものは以下の4つです。
カッコ良く着こなせない
ダウンってどうやってもモコッとしてしまいます。特にデュベティカなどはまるでミシュラン人形の様。
デザイン性に優れたタトラスなどもありますが、やはりPコートやチェスターコートの方がカッコイイ。
これは襟があるという点が大きいです。
30代以上の男性には大人っぽさが必要なので、そう考えると手が伸びにくいです。
手入れに気を使う
ダウンって他のコートに比べると手間がかかる子です。
突然の雨にも気を使うし、表面のナイロンにシワが寄らないようにしなければなりません(安いものはすぐシワが入ります)。
またクリーニング代が単純に高い・・。
Pコートなどは首元が汚れても素材的に目立たないですが、ダウンは光沢があるのでそこがベタッとした感じになります。
清潔感の問題にも関わってくるので、どうしても年1回のクリーニングは必須かなと。
耐久性に不安
ダウンコートの表面に使われているナイロンやポリエステルって非常に薄いです。
もちろんそれなりに強度はあると思うのですが、重衣料のアウターでこの薄さは気になります。
もし壁に擦ってしまったら、すぐに破れるんじゃないかと不安で不安で・・。
シャツやカットソーなんかも薄いのですが、体から近い分には気にならないです。離れているからこそできるだけガッシリして欲しいという思いがあります。
タバコが吸えない
個人的にコレが着なくなった一番大きな理由です。タバコの火が風に吹かれただけで簡単に穴が空いてしまいます。
私自身も経験がありますし、多分タバコを吸う人ならあるあるではないでしょうか?
こうなるともう最悪。そこからどんどん毛が飛び出してきますから・・。
気を付ければ済む問題ではありますが、タバコを吸うときくらいはリラックスしたいです。
最近は電子タバコの登場によって、この問題は解決されつつありますね。他の人の火の粉が飛んでくる場合がありますが・・。
やっぱりメルトン素材がイイ
ダウンを着なくなったら何を着るのかというと、メルトン素材に他なりません。
ニットコートやモッズコートという手もありますが、どちらかというと特殊な部類。大抵の人はメルトンになると思います。
メルトン素材のコートと言えば、Pコート・チェスターコート・ダッフルコートがその代表例。
個人的にはPコートとチェスターコートが好きです。上でも書いたように襟があって大人っぽく見えますから。
要はコートなのにジャケットを着ている感覚です。似合わない人いません。合わせるだけでどこかカチッとした気持ちになれます。
反対にダッフルは人に寄るという感じです。上手くキャラにハマればイイのですが、ハマらないと受験生みたいになってしまいます(笑)。
メルトン素材はその特性上、毛玉になりやすいという欠点があります。この毛玉の処理だけが少し面倒くさいですが、あとはブラッシングさえしていればOK。
ぐちゃぐちゃに置いてもシワになりにくいですし、3年くらいクリーニングに出さなくても問題ありません。
こう考えるとやはりメルトンコート>ダウンコートという結論になります。
まとめ
以上、ダウンコートを着ない理由について書いてきました。
ちなみにメルトンコートの重さに関してですが、「気合で着る」です!
私が着ているのはヘビーメルトンのコートなので、こればかりはダウンが羨ましい。
1日中着ていた時なんて腕が上がらなくなります。それくらい重い・・。でも気合で着ます(笑)。
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