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ハーフインソールのすすめ。靴のサイズを上げずにクッション性アップ

革靴を履いていると後からインソールを入れたくなることがあります。

買ったときは入れないつもりでも、長距離を歩く時はやっぱり欲しいなって。

しかしながらインソールを入れる場合はサイズアップで靴を選ぶのが原則です。

極薄のインソールで対応できればイイのですが、キツめに合わせている場合それすらも入らないことも・・。

でもまだ諦めてはいけません。ハーフインソールという手があります。あまり知られてはいませんが、これが結構便利。

今回はそんなハーフインソールについて書いていきます。

使い勝手はかなりイイです

ハーフインソールとは

名前の通りハーフサイズのインソールです。つま先用と踵用のどちらか半分だけ。

つま先用は女性のヒール用なので、メンズの場合は踵用を使用することになります。

厚さは大体5㎜以下。これなら大抵の靴には入るハズ。踵にそのまま合わせるだけで使えます。

価格もフルインソールに比べると安いことが多いですね。

靴のサイズを上げずにクッション性アップ

ハーフインソールのメリットは何といってもコレ。インソールを入れても足先がキツくなりません。

つまりその日の用途によって入れる入れないを選べるということです。

普段はできるだけ入れないで履きたいという人もいるでしょう。そんな人のやっぱり入れたいという需要に答えてくれます。

そしてその効果はというと、中々にイイ感じです。

つま先部分がないためフルインソール程ではないですが、それでも7割くらいの効果はあるかなと。快適性が大幅にアップしてくれます。

メンズの靴で体重がかかるのってほとんど踵ですから。

デメリットについて

ただ少しだけデメリットに感じる部分も無きにしも非ず。比較的小さな問題ですが、使う場合は注意しておいてください。

インソールの継ぎ目を感じる

若干ですが、インソールの継ぎ目を感じます。これは特に履き初めに感じることが多いです。

ハーフインソールは先に行くにつれて薄くなる構造をしています。ですが継ぎ目が靴と完全に一体になることはありません。

それでも足に意識を向けたらのレベルなので、歩いていれば気にならなくなります。

中でズレることがある

ハーフインソールという特性上、中でズレやすいです。

一応滑り止めが付いているのですが、どうしてもズレます。家に帰って靴を脱いでみると、中で1㎝程ズレていることも(歩いている時は特に感じません)。

もし気になるのでしたら、途中で位置を修正してください。

実際にハーフインソールを入れてみる

ハーフインソールってレディースは比較的多いのですが、メンズは選べる種類が少なかったりします。

有名どころだとスーパーフィートやBMZあたりでしょうか。

これらはインソール専門メーカーなので、ハーフインソールと言えどもお値段はそれなりにします(大抵は3000円以上)

そんな中で私が使っているのはIPIハーフインソールです。人気のIPIレザーインソールのハーフ版(素材は違いますが)。

価格もかなり安くて、確か700円しないくらいだったと思います。

これならハーフインソールというものがどんな感じなのかを安く試せますね。

表側。レザーインソールではありません。表面にノンスリップ加工が施されています。

裏側。滑り止めが付いています。クッションには衝撃吸収に優れたズレンを使用。

私が買ったのは男女兼用タイプです。女性が使う場合は切り取ってサイズ調節してください。メンズには専用タイプのものもあります。

厚さは4㎜程。これならつま先に影響が出ません。

実際に入れるとこんな感じ。

まとめ

以上、ハーフインソールについて書いてきました。

ハーフインソールは便利ですが、あくまで応急処置だと思っています。

順番的にはやはり普通のインソールが先。これで事足りるならそれに越したことはありません。

サイズ的にキツイなって思ったら検討してみてください。

インソールは入れっぱなしにしてはいけません
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