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失敗を防ぐセールの歩き方。買い物のコツと狙い目商品を紹介

今回はセールの攻略法について。

7月1日と1月2日に行われる大規模なセール(クリアランスセール)は服好きの人ならとても心が躍るイベントです。

もはや毎年の年間行事に組み込まれている感じですね。

しかしながらセールというものは普段以上に失敗が付き物です。必要でないものを買ってしまった経験は誰にでもあるハズ。

賢く買い物するためのポイントをまとめてみました。

セールは戦争。軍師になったつもりで挑もう

12月中に下見しておく

まずはコレ。時間的に余裕があれば気になるショップは下見しておきましょう。

12月後半だと明らかに下見に見えるからイヤだという人は12月の中盤でも大丈夫です(全て揃っています)。

大切なのはこの時にしっかりと試着をしておくということ。

セール当日は特に試着室が混みあっているため、ゆっくり試着できる時間がりません。

ここで試着しておくとセール当日と合わせて計2回試着できるので、より失敗を減らすことができます。

欲しいアイテムの明確化

前日でもイイので何が欲しいかは必ず決めてから挑むようにしてください。

何か欲しい物があればという無計画な姿勢で行くと思ったより時間がかかりますし、無駄な買い物に繋がることが多いです。

メインはパンツと決めたなら、スキニーなのかコーデュロイなのかぐらいまでは限定してしまった方がサクサク進みます。

例え1アイテムに絞っていたとしても、他のアイテムも目に入ってくるものなので、どうしても気になったものは試着すればイイだけの話です。

初日の朝から行く

面倒くさいかもしれませんが、狙い目商品があるのはやはり初日の朝です。

サラリーマンの人だと7月1日は難しいかもしれないので、その場合は仕事が終わってからで大丈夫です。

でも1月2日は参加できるハズ。

私も正月はゆっくりしたいという気持ちを抑えて家を出ています。

不思議なもので家さえ出ればやる気が満ち溢れてくるものです。

欲しいアイテムと組み合わせたい格好で行く

セール当日の服装は欲しいアイテムに合わせてください。

もし暑すぎて着れないとか寒すぎて無理とかであれば、そのアイテムをバッグに入れて持って行けばイイのです。

それが面倒なときは店でよく似たアイテムを着てみるという手がありますが、やはり精度はそこまで良くありません。

アイテム単体で見ると良い商品でも、大切なのはコーディネートした時の全体のバランスなのです。

セール専用商品・福袋は買わない

騙させる人が後を絶たないのがこれらの商品。アパレル業界の闇です・・(;´∀`)。

どちらの商品も一度も店頭に出ることなく(もしくは2~3週間出ただけで)、セール価格として販売されています。

もちろんその正体はセールでも何でもなく、価格が安いだけのプロパー(定価)商品です。

価格を下げている分、生地やディテールのクオリティを下げることで採算を取っています。

絶対に買ってはいけません。これを見抜くためにも普段から店でチェックしておくことが大切です。

雰囲気に飲まれない

セール会場の雰囲気ははっきり言って異常です。

普段は閑散としている店内がごった返し、自分もこの波に乗り遅れてはならない感覚に陥ります。

あの雰囲気が冷静な判断を鈍らせます。結果的に「まぁイイか」とつい財布の紐が緩んでしまう・・。

必ず一呼吸おいて、上から俯瞰した目で見るようにしてください。

定価でも買うのか

私は基本的に定価で買うか迷った商品しか買わないことにしています。

こう決めておくと事前に結構試着しているので、情報量が豊富です。

初見の商品を安いから買うというのは失敗しやすいです。

いくら安くても結局着ないものほど勿体ないものはありません。

定番モノ・別注モノは狙い目

アパレルの商品は大まかにそのシーズンにしかないコレクションモノと毎期展開している定番モノに分けられます。

定番モノというのは各ブランドがそのブランドの顔として作っているものが多く、このアイテムなら〇〇のブランドというように安定した品質が確保されています。

そんな定番モノが安くなっていたらチャンスです。

ただ毎期展開しているだけあってセール除外や値下げしていても2割までいったところも多いです。

そこで注目して欲しいのが各セレクトショップが独自に発注した別注モノです。

この場合アイテム自体は定番なのですが、セレクトショップのテイストを加えているためシーズンモノ的な扱いになります。

別注モノがセールで値下げになる確率は結構高いです。積極的に狙っていきましょう。

セレクトショップのテイストが加えられているといっても、実際はほとんど分からないレベルなので問題ないハズ。

何も買わないという選択肢を持つ

これだけの計画を立てて朝早くからセールに行ったら何か買わないと負けたような気になります。

でもそれは負けではありません。

あえて買わないという「勇気」なのです。

語尾に勇気という単語を付けるだけでプラスになった気がしないではないですが、「せっかくのセールだから・・」というお情けは不要です。

またすぐに来シーズンのアイテムが展開されるので、それ用に取っておいてください。

まとめ

以上、セールの歩き方について書いてきました。

この中で特に大切なのは雰囲気に飲まれないことだと思います。

舞い上がってはダメ。常に冷静を保ち、自分のペースで買い物を楽しみましょう。

メンズはまだマシです。レディースは戦場なので・・