オアスロウっていうブランドが気になってるから詳しく知りたい。
こんな疑問に答えていくよ。
ビームスやフリークスストアなどの大手セレクトショップに置かれているため、既に試着したことがある人も多いかもしれない。
一言で簡単に説明するなら、ヴィンテージの流れを汲んだデニムのベーシックブランドってこと。
長く使える定番品が揃っていて、品質もデニム好きが唸るようなハイクオリティだ。
私も実際に愛用してみて、すごく気に入っている。もはやデニムと言えばリーバイスではなく、オアスロウではないかと感じているほど。
もちろん30代のメンズに自信を持ってオススメできるブランドになる。
今回はそんなオアスロウの特徴から年齢層・評判・定番商品・古着・サイズ感に至るまでガッツリと解説してみよう。
オアスロウとは
ブランドの概要
- 2005年に設立した日本のデニムブランド
- デザイナーは仲津一郎
- ブランドコンセプトは「originalityのある服を吟味し、slowにもの創りする」こと
- 目指すスタイルはオアスロウ流のニューベーシック
- メンズ・レディース展開
ブランド設立から15年以上経っているため、中堅ブランド的な位置づけになる。
ただデニム好きに対する知名度でいうとトップクラスだろう。オアスロウを知らないデニム好きは、まずいないんじゃないかな。
日本国内での人気も去ることながら、世界24か国で取り扱いがある。実際にYouTubeを見ると海外の人がオアスロウを紹介している動画も結構出てくる。
それもそのはず、デザイナーの仲津一郎氏は国内のデニムメーカーに就職→OEMの企画生産→オアスロウ立ち上げというように、デニム畑を歩いてきた人物なのだ。
ヴィンテージへの造詣が深く、その知識を服作りに生かしている。
どのアイテムもデザインソースは昔の人たちの作業着で、ディテール1つ取ってもそうなっている理由が残されている。
もちろんただのレプリカではない。デザイナーの目を通して新たに解釈されているところがポイントだ。
ヴィンテージにはなかった新しい技術であっても、イイと思えば排除しないスタイルを取っている。だからこそのニューベーシックなのだろう。
また最近ではデニム以外のアイテムにも力を入れていて、デニムブランドからデニムを中心とした総合ブランドになりつつある。
ヴィンテージデニムというアイテムの特性上、メンズでの人気が先行しているが、Bショップなんかはレディースにもかなり力を入れている。女性にも好評らしい。
ただ同じアイテムでもメンズとレディースで分けて作っているため、厳密にはユニセックスではないと言える。
ワーク&ミリタリー
オアスロウって結構色々なアイテムを作っているのだけど、根底にあるのはいつもワークとミリタリーになる。
オアスロウ=デニムというくらいなので、基本的にはワークアイテムが中心。
そこに定番のファティーグパンツを筆頭に、シャツやジャケットなどのミリタリーアイテムが加わる。
生地もバックサテンやヘリンボーン・リップストップなど、経年変化するものが多く揃う。
シーズンものであれば比較的トレンドにも寛容で、2020年現在では少しゆったりとしたサイズ感のアイテムも増えてきている。
この少しだけライトな感じもオアスロウが人気の理由だろう。
本格的なレプリカのようにガチな感じではなく、現代の空気感を適度に取り入れている。
だからこそ他のブランドのアイテムと組み合わせた時も問題なく合わせられるのだ。
セレクトショップ別注企画
ここの特徴として大手セレクトショップとの別注に積極的なことが挙げられる。
ビームスとのコラボアイテム。定番の107にパッチワークとダメージ加工が施されている。
こちらはフリークスストア・オアスロウ・グラミチのトリプルネーム。
Bショップなんかもたまにやっている。
別注になることのメリットは定番アイテムに特別感が出ること。そのシーズンにしか手に入らないアイテムになるため、コレクションアイテムに近い解釈になる。
反対に関わる会社が多くなるという意味で、どうしても価格が上がってしまうのがネック。
もちろんセールにはかかりやすくなるため、残りそうであればセールまで待ってみるのも有効な戦略になる。
個人的には普段買うときは定番アイテムメインで、欲しいものorセールで安くなっているものがあれば別注商品というスタンスがオススメだ。
オアスロウのデニムに関して
こだわりの一級品
オアスロウと言えばデニムブランド。デザイナーのデニムに対するこだわりがこれでもかというくらいに凝縮されている。
日本地図が描かれたブランドタグから分かるように、生産は全て日本国内。
ブランドタグも時期によって微妙に変わっており、リピーターの人が楽しめるように工夫がしてある。
特にデニムに関しては糸から制作するというこだわりようだ。
実際にヴィンテージデニムを分解し、糸の組成や太さを研究することで、理想の色落ちとなるよう調整されている。
また1950年代や60年代のミシン20台(16種類)をアトリエに揃え、サンプル段階での生産は全てデザイナー自身が行っている。
定番となっている105や107に関しては、納得がいくまでかなりの回数作り直したらしい(できるまで3年かかっている)。
特徴のあるデニム生地
オアスロウのデニム生地ってパット見でヴィンテージ感が満載だ。
現代の織機で作ったクリーンで均一な生地感とは明らかに異なるザラザラした肌触りと毛羽立ち。
昔ながらの粗野な感じがものすごくイイ。というかこの生地感が好きで買ってしまったところがある。
またペインターパンツなどでは敢えてネップ(毛玉みたいなもの)が点在するように作られている。
これらの毛羽立ちやネップが着用と洗濯を繰り返すことで落ちていき、同時に昔ながらの色落ちになる。
気になる人は「オアスロウ 色落ち」で検索してみて欲しい。
デニムブランドの中ではメジャーなので、ブログで色落ち報告している人が結構いる。いやホント、マジでカッコイイから。
サイズがインチ表記ではない
レプリカブランドのようにデニムに力を入れているところは、大抵の場合サイズがインチ表記になっている。
インチ表記であればウエストを細かく設定できるため、自分にあったサイズを選びやすくなる。
これに対してオアスロウのデニムは他のパンツと同様に1(S)・2(M)・3(L)という分け方のみ。
インチ表記に比べて大雑把な分け方になるため、ウエストをジャストで合わせることが難しい。デニム好きの人だとここが引っ掛かっている人も多いだろう。
だけどこれに関してはメリットもある。よっぽどギリギリで合わせている場合でない限り、ウエストには余裕がある。
つまりある程度の体重の増減になら、対応できるってこと。個人的にはこっちの方が好きだ。
選ぶときも31インチか32インチで迷わなくて済む。2(M)を選べば解決するからだ。
トラッドスタイルに合う
オアスロウのデニムは決してドレステイストではない。ドカジュアルな部類に入る。
元々がワークやミリタリーテイストなので、アメカジと相性がイイのは何となく分かると思う。
だから思いっきりカジュアルで楽しむことは全然アリ。
だけど個人的にオススメしたいのはトラッドスタイルだ。特に定番の105や107なんかはテーラードジャケットとの相性が抜群。
どちらもシルエットがとてもキレイで太さも丁度イイ。ジャケットがよっぽどクリーンな生地感でない限りは合うだろう。
これはぜひ一度試してみて欲しい。
初心者からマニアまで
オアスロウのデニムの特徴として、ファッション初心者でも取っつきやすいという点が挙げられる。
大手と呼ばれるセレクトショップに多く卸しているし、特に着るに当たって気を付けるところがない。
例えば定番のデニムであっても1ウォッシュされた状態で並べられている。
これがレプリカブランドの場合、リジッドデニム(水を通していないノリが付いたままのデニム)が当たり前だ。
こうなるとどれだけ縮むかの知識も要るし、裾上げだって正確に行うことは不可能になる。
もちろんリジッドデニムならではの良さも分かるのだけど、これが初心者にとってハードルが高くなっていることも事実だ。
生地だって柔らかくて、着る人に我慢を与えない。ヴィンテージのようにしっかりと経年変化は出しつつ、気楽に着れる。
オアスロウのアイテムってこんな感じで初心者に優しい。それでいて生地やディテールなんかのこだわりは完全にマニア向けだ。
だから幅広い層に受けて、ここまで人気になったのだと思う。
オアスロウの年齢層
テイストがワークとミリタリーということで、年齢による制限は特にない。
当時の人達のウェアがベースになっているため、極端なモードやストリートでない限り、難なく合わすことができる。
ちょっとワークやミリタリーだったり、古着っぽいテイストが欲しいなと思った時に本当に便利。
ただ大人っぽさが有利に働くという意味では、20代よりも30代の方がより似合うだろう。
実際に買っている層は30~50代あたり(あくまで感覚だけど)。
もちろん70歳を超えても全然OK。というかおじいちゃんが着てたら逆にカッコイイなって思う。
オアスロウの店舗
今のところオアスロウの路面店やオンリーショップはまだない。公式通販サイトもないため、セレクトショップで買うか、どこかの通販サイトを利用するのが購入手段となる。
セレクトショップは大手だとビームス・フリークスストア・Bショップあたり。
それ以外にもフェブインターナショナルやロフトマンのような地場の有名店、百貨店での自主編集売り場なんかにもあったりする。このように意外と入手経路は多い。
特にデザイナーの中津氏が関西出身であるため、関西のお店だと中津氏によるフィッティングイベントなんかも開かれていたりする。
通販であればゾゾタウンや楽天が品揃えが豊富でオススメだ。
楽天ファッションはゾゾとほぼ同じラインナップなのだが、楽天市場は複数のショップが出店しているため、大手が取り扱わないようなマイナーなアイテムも手に入る。
また楽天ならではの頻繁に来るポイントアップキャンペーンが美味しい。楽天カードを持っているなら第一チョイスとなる(ただし返品条件はしっかりとチェックすること)。
オアスロウの評判
ネット上の評判はこんな感じになっている。
オアスロウ、思った以上に良い色落ちします。
オアスロウのリアルユーズド加工は水を使わずに加工しているらしい。確かに生地をよく見ると色落ちがまだハンパで、リアルに穿いたような感じ。
オアスロウの105ジーンズ。ヴィンテージを研究し、生地から製法までとことんこだわった国産デニム。10年間履き続けたい最高のデニム!!
初めてオアスロウのデニムを購入!リーバイス505を彷彿とさせるようなシルエットと綺麗な色落ち!クウォリティ高いな〜。
レディースのオアスロウのデニム。あんなん誰が穿いても可愛いわ。
オアスロウのファティーグ。徹底的な普通さ加減、逆に新鮮ですらある。
オアスロウのファティーグパンツが快適すぎる。現行の一個前のやつやから色落ちも激しくボロボロ。でも好き過ぎてついつい履いてしまう。
オアスロウの40sのカバーオール。ストアブランドの大戦期のカバーオールの雰囲気が出て良いよね。
結局オアスロウのデニムジャケットにしました。着丈の短さと肩が落ちる感じがカッコイイ。
前から欲しかったオアスロウのデニムジャケット。試着したら思ってたより丈が短く、お尻が目立つ。
オアスロウの定番商品
スタンダードデニム105
13.5オンスのオリジナル生地を使った5ポケットのセルビッジデニム。
オアスロウにおけるリーバイス501みたいな存在。多分105という名前もそこからモジったんじゃないかな。ストレート扱いだが、若干裾にかけてテーパードしている。
リーバイスに特にこだわりがないのであれば、これを買っておけば大丈夫。
普遍的なシルエットなので使いやすさは抜群。特に太いという訳ではないけど、大人っぽさは十分に出る。
洗濯を繰り返してのっぺりとした色落ちを楽しみたい。
アイビーフィットデニム107
1960年代のアイビーファッションをイメージして作られたデニム。リーバイスの505が元になっている。
セレクトショップに置いてあるアイテムだとコレが一番多い。
シルエットはアイビーらしく細身のテーパードで、太もも回りはゆったりとしていながら膝下からは結構細くデザインされている。
これがもう、シルエットがめちゃくちゃキレイ。股上は少し浅めだが、だからと言って気になる程ではなく、普段通りに穿くことが可能。
105と同じ13.5オンスの生地を使用している。こちらは細さゆえ膝が抜けないよう少し強めに撚っているという違いがある。
ペインターパンツ
50年代~60年代のペインターパンツがモデル。少し緩めのシルエットなので気負わず履けるところがオススメ。
この太さが抜群で、太目なシルエットが多いペインターパンツにあって丁度イイを実現している。
生地には9オンスのネップのあるタイプを使用。薄いので夏でも何とか穿ける生地になる。
強度の高い3本針ステッチがアクセントになっていて、これがどこか可愛らしい雰囲気に。
トップボタンにはあえてオリジナルのロゴが入ったスナップボタンを採用している。
歩いた時の生地の流れも抜群だ。ただ生地が柔らかいので、裾をロールアップしにくいことだけが欠点(膨らんでしまう)。
USアーミーファティーグパンツ(ベイカーパンツ)
バックサテン生地を使用したファティーグパンツ。ムラ感があるので、新品の状態でも古着っぽい雰囲気になっている。
履き心地が良くて、今後の経年変化が楽しみな一本。ガシガシ洗濯していきたい。
ファティーグパンツと言えば太めが定番だけど、こちらは普通の太さくらい。テーパードがかかっているため、街着としても使いやすい。
個人的にはオアスロウによる現代的な解釈が一番入っているアイテムだと思う。
気をつけないといけないのは、ウエストがやや細身なこと。1サイズ上げることも念頭に入れて欲しい。
フレンチワークパンツ
マイクロヘリンボーンツイルを使用したフランスのワークパンツ。生地はやや薄めで、夏でも穿こうと思えば穿けそう。
シルエットはどんな洋服にも合わせやすいテーパードで、裾をロールアップしてワーク感をより出してあげるとイイ感じになる。
ウエストがゴム仕様になっていて、このアイテムのみ1サイズ下げて穿くことも可能だ。下げて穿くとワーク感が減って、少しスラックスっぽい印象になる。
サイドには縫い目に沿って軽くパッカリングが出ている。ヘリンボーン生地ということもあり、経年変化が楽しめる一着に。
定番はベージュとネイビーの2色で、白や黒なんかが出るシーズンもある。
ビンテージフィットトラウザーズ
USアーミーパンツを元に制作された超ワイドなトラウザー。
当時のサイズ感を表現したヴィンテージフィットを採用しており、ウエストにはそれを示すタグが付いている。
テーパードがかかっているため野暮ったさはそこまでなく、シルエットはキレイ。ただ太いだけ。
生地は地厚で、このあたりもデットストックに近づけようとする意図がくみ取れる。
はじめは少し光沢感があっていかにも新品という感じだけど、古着屋で着こまれたものを見るとヴィンテージらしさがちゃんと出ている。
ボタンダウンシャツ
BDシャツをワーク素材のシャンブレーで作ったというアイテム。
胸ポケットの折り返しが三角になるなど、細かいディテールは全てトラッドな仕様になっている。
一般的なブルーシャンブレーが有名だが、ホワイトシャンブレーや一部デニムでの展開もあったりする。
生地に光沢感はなく、あくまでもラフな感じ。着れば着るほど愛着が湧いてくるタイプのものだ。
全体的に少しゆったりめで、着丈も長め。裾はタックインしたほうがオシャレに着れると思う。
1940s カバーオール
ペインターパンツと同じ9オンスのライトオンスデニムを使用したカバーオール。
身幅や袖幅が太く、着てみると正方形のようなシルエットになる。
ワーク感やヴィンテージ感が強いため、ペインターパンツとセットアップで着てしまうと完全に作業着に(笑)。
レッドウィングなどを合わしてカジュアルに突き抜けると絶対楽しい。おそらく古着が好きな人ほどハマるだろう。
ただ一般的には扱いにくさがあるからか、取り扱っているお店が少ない。凡庸性で言えば次に紹介する1950sカバーオールの方が合わせやすかったりする。
1950sカバーオール
こちらも同じ9オンスのライトオンスデニムを使用。
デザイナー自身が所有しているカバーオールを参考に作られている。実際に50年代の整備士が着ていたものらしい。
左右非対称の胸ポケットとラグランスリーブがポイント。袖は気持ち長めの丈感で、そのままでもイイけど折返して着るのもアリ。
比較的ジャストなサイズ感なので、テキトーに合わせたとしても何とかなるハズ。手軽に取り入れられるワークアイテムって感じ。
デメリットとしては薄手の生地&ジャストサイズであるが故に、中に着こむ場合は着ぶくれに注意しないといけない。
1stタイプデニムジャケット
デニムジャケットの最初のモデルで、大戦前からあったものになる。
左胸のポケットやボックスステッチ、背面のシンチバックなどディテールはあくまでオリジナルに忠実。サイズ3からは背中にTバックも付く。
サイズ感に関してはいくらか修正が入っており、ゆったりしていて着やすいサイズ感に。ストレスなく着れる。
ただ1stの特徴である着丈短めは幾分マシになっているものの、それでも短い。シャツはタックインして合わせた方が良い。
扱っているお店は少ないが、入荷してすぐ無くなるくらい人気があるアイテムだ。
2ndタイプデニムジャケット
1952年に登場したモデル(諸説あり)。
1stとの違いは両胸にポケットが付くようになったことと、シンチバックがアジャスターに変更になったこと。
1stはワーク感が強すぎて着にくいという人が2ndを選ぶようだ。少し都会的な要素が入っている。
ただオアスロウの2ndに関しては肩が若干窮屈。肩幅は広く取られているのだけど、つなぎ目が肩に当たって気になるというか・・。
またBショップではあえて2サイズ上げて展開していることがある。このモデルに関してはサイズUPは全然アリで、ビッグシルエットで着ても問題ない。
3rdタイプデニムジャケット
1960年代に作られた所謂3rdタイプ。私たちが普段目にするデニムジャケットと言えばコレ。
3rdになったことで今までよりもコンパクトに作れるようになった。なのでサイズ感は少しタイトめ。
デザイン的にも一番コーディネートしやすいタイプになる。
1stや2ndと同様にすでに洗いがかけられているため着やすい。
セレクトショップで卸しているところも断然3rdが多め。よく見るデザインではあるけれど、やはりオアスロウの生地を使っているので着た時の雰囲気が違う。
最初に買うならこのアイテム
オアスロウといえばデニムというくらいなので、やはりここから入るのが一番オススメだ。
候補となるのは以下の3つ。
- スタンダードデニム105
- アイビーフィットデニム107
- ペインターパンツ
この中で多くの人が迷うのが105と107のどちらにするかという点。結論から言うとどちらを買っても十分に満足できるハズ。そんなに深く考えないで穿いた時の感覚で決めてもOK。
ただあえて言うのであれば、ファッション初心者の人でパット見でオシャレに見せたいのであれば、107が適している。
普段使っているデニムを107に変えるだけで、都会的な雰囲気のコーディネートにすることが可能になる。
もし私が知り合いにファッションコーディネートを頼まれたら、まず107を薦めるだろう。
太もも回りに太さもあるし、ふくらはぎがよっぽど太くなければ体育会系の人でも大丈夫。
反対にある程度デニムを穿いてきた経験があるなら105。こういう人ってデニムはやっぱりストレートデニムっていう人が多いから。
ちなみに私が買ったのも105の方。あとペインターパンツはショーツタイプを持っている。
オアスロウの古着
比較的メジャーなブランドなので、古着の流通量もそれなりにある。
古着でよく見るのはこのあたり。
- スタンダードデニム105
- アイビーフィットデニム107
- ペインターパンツ
- USアーミーファティーグパンツ
- 1950sカバーオール
価格はパンツ類で大体定価の1/3~1/4くらい。一般的な古着価格の範疇に収まっている。
ただカバーオールに関しては定価の1/2くらいとかなり高めに。
経年変化が出やすいアイテムばかりなので、使用感がほとんどない古着の方が珍しい。
定価がそこまで高いブランドでもないし、デニムを古着で買うと満足感が薄れるので、できるだけ新品で買うことをオススメしたい。
オアスロウのサイズ感について
最後にサイズ感について書いておきたい。
標準体型の人(172㎝・65㎏)でサイズ2になる。これがベース。まずはサイズ2から試着を始めよう。
ショップによってはトップスはわざとサイズUPを薦めているところもある。パンツはジャストでの提案が多い。
パンツのウエストは太い順にフレンチワーク>105=107>ペインター>ファティーグという感じ。
サイズ2の105と107でウエストはしっかりと伸ばして測ると84㎝ある。
ペインターで80㎝、ファティーグに関しては78㎝くらいしかない。もし私がファティーグを買うならサイズを上げる。
あと上でも書いたけど、同じサイズでもメンズとレディースではサイズ感が異なる。ここだけ間違えないように。
まとめ
以上、オアスロウについて書いてみた。
取り扱うショップも増えているので、メンズのベーシックウェアになっている印象さえある。
基本的に上で紹介した定番商品はセールになることはマレだ。その代わり早く買わないと無くなるという心配もない(1stタイプデニムジャケット以外)。
最近は別注やシーズンものも増えてきているので、そちらはセールになったりもする。
ぜひ店頭で一度手に取ってみて欲しい。
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⇒オアスロウ
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