テーラードジャケットは何色がオススメ?主要6色のメリット・デメリット

テーラードジャケットは何色がオススメ?主要6色のメリット・デメリット

30代メンズの基本アイテムと言えばテーラードジャケットです。

カジュアルにも使えますし、高級レストランにだって入れます。

そこで今回は「ジャケットが欲しいけど何色がイイの?」という人に向けて、それぞれの色の特徴を書いていきます。

アパレルでの経験則です

結論:似合う色を着てください

まず結論から。似合う色を着るのが一番です。好きな色ではなく、似合う色です。

もちろんファッションは自由なので好きな色を着ることも大切です。

ですがジャケットを着るということは相手ありきのシーンであることも多いハズ。この場合、似合っている色を選んだ方が後々便利です。

人間にはパーソナルカラーというものがあって、似合う色がそれぞれ異なります。また同じ赤色でも濃さによって合う・合わないが出てきます。

だから初めにパーソナルカラーを調べるのが一番。

自分で勉強するのがイヤとか、より詳細に知りたい場合はプロに診断してもらうのも手です。

例えば大丸なんかだと3000円で診てくれるサービスがあります。ただし非常に人気なため1カ月待ちは覚悟しておきましょう。

大丸ファッションナビ

ただここまでやらなくても大体の感じで似合う色は把握していると思うので、初めはその感覚を大切にしてください。

それぞれの色の特徴

ではここからそれぞれの色が持つ特徴について解説していきます。

ジャケットでの取り扱いが多い主要6色を選んでみました。

ジャケットのド定番色。テーラードジャケットと言えば黒を連想する人も多いと思います。

ただパーソナルカラーで春型の人にはとにかく似合いません。※ボトムスの黒は顔から離れるのでパーソナルカラーの影響は薄くなります。

イメージとしてはカチッとした・スラッとした・シックな印象になります。キツいと思う人もいるハズです。

またウールで光沢のある場合だとスーツっぽいと感じることも。

これが気になる人は綿やナイロンなどの素材に表情のあるものを選ぶと、ドレス要素を減らすことができます。

ネイビー

こちらも黒と同じくジャケットの定番色。黒と2色展開で出されることが多いですね。

この色が便利なのは似合わない人がほとんどいないということ。黒ほどキツい印象にもなりません。

イメージとしては上品で優等生な感じ。女性が好む清潔感も十分に満たしています。

ただ1点だけ注意しないといけないのはパンツに黒を持ってきた場合。

実はネイビーという色は黒との相性が良くないことがあります。

特に黒と見間違うような濃いネイビーだと、全体としてどこかぼやけた印象になることも。

普通のネイビーであればトップスとパンツに色の差ができるので問題ありません。

グレー

春夏シーズンで展開されることが多い色です。落ち着いており柔らかい印象を持ってもらえます。

自己主張せず周りの色を引き立たせる色だとも言えます。その意味でコーディネートが非常に簡単。

そしてグレーという色は本当に範囲が広い。基本は黒と白の中間色ですが、他の色を少し含んだくすんだ色もグレーになります。

濃いグレーが似合う人もいれば、薄いグレーが似合う人もいます。

ここの色合わせを間違うと途端にオッサン臭くなるので注意してください。

カーキ

グレーが春夏だとするとカーキは秋冬に多い色です。カーキとは黄緑と緑を混ぜた深みのある緑色のこと。

自然を連想する落ち着いたカラーでもありますし、ミリタリーという軍を連想させるカラーでもあります。

ヴィンテージというイメージもありますね。

グレー同様、中間色なので色の範囲は広いです。

ビジネスには不向きな色なので、テーラードジャケットであってもドレス感が軽減されます(合わせやすい)。

またカーキのジャケットを着ている人自体が少数なので、差別化にも役立ちます。

デニムとの相性もバッチリですし、ちょっとワーク寄りに合わせてあげるのもオススメ。

ブラウン

秋冬の定番色。秋らしい季節感を感じさせる色です。

落ち着いた色なので安心感や信頼を与えることができます。反対にオジサン・古臭いといった印象も。

風水的にも茶色は大地を意味するので豊かさの象徴です。

アースカラーなので他の色との相性も良く、コーディネートもしやすいです。

私も一時期ブラウンのジャケットを好んでお店に立っていたことがあります。

その時は同僚(アパレル店員)から会うたびに「ウンコみたい」と言われました。小学生かな?(;´∀`)。

ベージュ

今回ピックアップした色の中で一番数が少ないのがベージュです。出番は春夏。

ナチュラルで大人っぽいイメージ、そして地味・ババ臭いといった特性も持ちます。

ベージュという色は膨張色で線を描く力が非常に弱いです。

肌色と密接に関係してくるため、間違った色選びをしてしまうと顔全体がぼやけた感じになります。

ベージュのパンツが難しいのもこういう理由からです。下半身が安定しません。

あと今回の6色の中で一番汚れに弱い色でもあると言えます。

テーラードジャケットだとしてもかなりカジュアル感が強め。難易度は高いです。

まとめ

以上、テーラードジャケットの主要6色のメリット・デメリットについて書いてきました。

結局のところ初心者の人にオススメなのは黒とネイビーです。何てたって定番ですからね。定番には定番になる理由があります。

どちらにするかは実際に着てみて選んでください。

最近は黒のジャケットばかり着ています