前回は革靴に合うデニムブランドを紹介しました。
⇒【定番】革靴に合うドレスライクなデニムブランドを4つ紹介してみる
そこで今回はワイドデニムが有名なブランドにスポットを当ててみようかなと。
ワイドパンツが流行って久しいですが、デニムとなるとワーク感が気になる人もいるかもしれません。
ですが一言でワイドデニムと言っても、ブランドにより解釈がまるで違うジャンルです。
こんなブランドあったんだと思っていただけたら嬉しいです。
ワイドデニムが有名なブランド
サイベーシックス
サイの中でもベーシックなアイテムだけを集めたライン。
幅の広いワイドストレートが有名です。本当にシンプルなワイドデニムになります。
ウエストが30インチで90㎝ほどありますが、これはサイズを落とすのではなく、ベルトで絞って穿いてくださいという合図。絞った時のシワまでもが計算されています。
とりあえずワイドデニムを楽しみたいという人には、まずオススメなブランドです。
コモリ
オシャレさんの間で圧倒的支持を集めるブランド。近年のビッグシルエットブームでさらに伸びています。
定番はベルトが一体となったベルテッドデニム。ウエスト周りはワイドパンツらしくかなりゆったりで、そこからテーパードがかかったキレイなシルエットをしています。
ベルトがあることでワンポイントにもなるため、タックインがオススメ。ベルトの先は今っぽく垂らすこともできます。
昔は比較的手に入りやすかったのですが、最近は生産数を少なくしたこともあって、発売後すぐに完売することが多くなりました。
カラービーコン
kolorの定番ライン。このラインだけを扱うというお店も多いですね。
kolorと言えばパッカリングパンツです。ナイロン生地が有名ですが、デニムも定期的に制作しています。
毎回同じものを作っているわけではないので、シーズンによって太さに差があります。ただ半分くらいはワイドパンツと言っても差し支えない太さ。
色は思いっきり加工されたウォーンアウトブルーが人気。ワイドデニムでここまで加工されたものってかなり珍しいです。
ヤエカ
ミニマルなデザインでクオリティを追求した服作りに定評があるブランド。
ワイドデニムはワイドストレートとワイドテーパードの2種類が展開されています。
穿いていて楽しいのがワイドストレート、合わせやすいのがワイドテーパードというイメージ。
とはいえ生地自体がナチュラルで優しい感じなので、他ブランドのデニムと比べればどちらも使い勝手が良いです。
ハツキ
2016年にスタートしたばかりのデニムブランド。まだまだマイナーです。
ここのワイドデニムは中々のドカッとした太さ。ワイドテーパードという名前ですが、テーパードの具合は気持ち程度です。
普通に合わせるだけでかなりインパクトがありますね。店によってはあえて1サイズUPをオススメしているところもあります。
あと生地が15.6オンスと結構厚めです。ただ柔らかい生地を使っているので穿きにくさはありません。暑いですが・・。
ウエストオーバーオールズ
こちらは2017年にスタートしたデニムブランド。すでに複数の大手セレクトショップで取り扱われており、知名度は結構あります。
803というロットナンバーがワイドストレートという扱い。
最大の特徴はやはり少し薄めなその色合いでしょう。穿いてみると分かりますが、ものすごくフェミニンです。
逆にこの色味が合わせにくさに繋がっていることも事実。トラッドやワーク・ミリタリーというメンズの基本スタイルとの相性はイマイチです。
ブルーナボイン
20年以上の歴史を持つ大阪のブランド。デニムはキャンバスというように加工を施したデザイン性の高いデニムが人気です。
ただシンプルなデニムも作っており、フェリシンデニムはここの大定番となっています。それをワイドシルエットにしたものがフェリシンビュッシュデニム。
感じとしては上で紹介したサイベーシックスに似ています(ハツキにも似ている)。本当にシンプルなストレートタイプ。
あとバックポケットの下にテントウ虫の刺繍が付きます。これが意外とカワイイ。
モンゴリアンチョップス
大阪新世界で活動している新進気鋭のブランド。大阪らしく笑いに生きている感があります。
ここが定番で展開しているのがボンタンというワイドデニム。そうです、学生服のボンタンのデニムバージョンです。
シルエットはかなりの極太シルエットで、まさにヤンキーマンガの世界という感じ。リアルでこれを穿くと逆に新鮮さがあります。
ちなみに学ランをデニムで再現したグラディエータージャケットとはセットアップで合わせることが可能。
ササフラス
京都にあるガーデニングがテーマのブランド。コンセプトが唯一無二で、他にはない面白いアイテムが多いです。
このブランドで最も有名なのがフォールリーフデニム。フォールリーフというのは落ち葉拾いのことで、拾った落ち葉を入れる用のポケットが付いています。
標準的なパンツという扱いですが、ガーデニングブランドだけあって太さは結構なもの。
実はさらに太いフォールリーフエクストリームパンツというモデルも存在します。こちらはまるでドカンの様です・・。
テンダー
サヴィルロウでテーラーリングを学んだデザイナーが作るイギリスのブランド。
ここのワイドデニムはとにかく武骨の一言に尽きます(ディテール自体は白ステッチやアイコンが入ったチェンジボタンなど可愛らしい箇所はあるのですが)。
生地はなんと17オンスでこちらも中々なもの。重さもしっかりあるのでデニム愛が試される仕様となっております。
まぁ、一番恐ろしいのは5万円という値段なのですが(;´∀`)。
キャルオーライン
アメリカ西海岸のサブカルチャーとサーフカルチャーがテーマの日本のブランド。いかにもドメブラといった感じで、デザイン性はかなり高いです。
バレルペインターパンツが定番のワイドデニム。画像で見るだけですでにクセが強いのが分かるでしょうか。
実際に穿くとかなりダボっとした感じになります。特に股上が深く、もも回りが太いためそう見えやすい。
後ろから見た姿もどことなくサルエルっぽい。
こんな感じで中々に難しいアイテムですが、生地は柔らかく価格も17000円ほどと優しい部分もあります。オシャレさんは挑戦してみてください。
まとめ
以上、ワイドデニムが有名なブランドについて書いてきました。
デザイナーズブランドが多いだけあって、かなり個性派揃いという結果になりました。
この中で私が今持っているのはサイベーシックスです。いかにもワイドデニムって感じがお気に入り。
ここに買い足すとしたらコモリかキャルオーラインかなと。
もちろん探したらまだまだあるとは思いますが、それは見つけたら足していきます。
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