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服好きがミニマリストになるための最低限必要な服の枚数を考えてみる

最近ミニマリストな人達のブログを読んでいて疑問に思うことがあります。

それは服の数を減らすことばかりに意識が行きすぎて、オシャレを犠牲にしていないかということ。

もちろん多くの方が「オシャレ大好きです」と言っているのですが、ユニクロや無印ばかりでやはりそこまでオシャレ好きであるようには思えません。

そこで今回は服好きな人がミニマリストを目指すに当たって、本当に必要な服の枚数を考えてみます。

ややこしくなるので私服だけに絞ります

前提条件はオシャレを我慢しないこと

まず大前提ですが、それはオシャレを決して我慢しないことです。その上でギリギリまで数を減らすこと。

このために必要なのはバリエーションを捨てることです。

バリエーションを出そうとするとどうしても好きでもないコーディネートが出てきてしまいます。そういうのはバッサリと削除。

ミニマリストのしぶさんは本の中でミニマリストとは強調することであると述べています。無駄を省いて好きなものだけを目立たせるのだと。

つまりクローゼットの中はすべてお気に入りの一軍選手だけで構成します。そしてなるべくお金もかけるようにします。

おそらくここまでしないと服好きな人は本当の意味でミニマリストにはなれないと思うのです。

最低限必要な服の枚数

では、具体的にそれぞれのアイテムで必要な枚数を見ていきます。

ジャケット2

まずテーラードジャケットは30代のメンズにとっての必須アイテムになります。色は黒かネイビーで。これだけは外せません。

服の数を減らすという意味ならジャケットは1着でイイです。ではなぜ2着にしているのか。

それはジャケットは非常に目立つアイテムになるからです。ジャケットが1つだと毎回同じジャケットを着ている人になってしまいます。服好きとしてもずっと同じだと飽きてきますよね。

そこでジャケットをもう1着足してください。テーラードジャケットでもイイですし、変化をつけるならデニムジャケットやカバーオール・スウィングトップでも構いません。

実は私も長らくジャケット2着構成で過ごしてきました。2着あるとまず不便を感じません。

長袖シャツ2~3

長袖シャツはブロードとオックスフォードを1着ずつ用意してください。

もしここに1つ足すなら秋冬で使えるネルシャツになります。

ただ着れる期間が短いことや毛玉になりやすいことを考えると必ずしも必須というわけではありません。多くのミニマリストの人達がまず外すアイテムだと思われます。

それでも服好きな人にとっては季節を感じられるアイテムというのは重要です。敢えて入れてみました。

半袖シャツ2、ポロシャツ1

ミニマリストの人にとって夏は長袖を腕まくりして過ごすというのが、一般的なようです。

ですが私はこれをススメません。理由は単純に暑いから。まくった部分の生地が2重になってしまうので、どうしても暑くなってしまいます。

そこで夏用に半袖シャツ2枚とポロシャツ1枚を持っておくことをオススメします。

なぜ2着ではなく合計3着にしたのかというと、途中で着替える可能性があるためです。2着だと洗濯も含めてどうも心もとない。

またカットソーが入っていない理由はそもそもカットソー自体が30代以上のメンズにとってオススメではないからです。

カットソーよりもドレス要素の強いポロシャツで代用しています。

カーディガン1

カーディガンは1着で大丈夫です。生地は綿素材のものを選んでください。これなら家で洗えますし季節を選びません。

ウールのものだとどうしても秋冬限定になってしまうので、省いても大丈夫だろうと。

そしてカーディガンさえあればニットも要りません。ほとんどの場合において代用できます。

体温調節で脱ぐときも手間がかかりますし、なくてもイイかなって。

パンツ2以上、ハーフパンツ1

パンツはメンズファッションにおいて非常に重要なアイテム。コーディネートの基礎を支える役割があります。またどんな服装にも合うことが大事です。

この条件を満たすのは黒の綿パンと濃紺デニムに他ならないでしょう。定番中の定番です。

この2つで基本的には大丈夫なのですが、やはり真夏だと少し暑いかもしれません。そういう時はハーフパンツを足してください。

ただ私はパンツに関してはミニマリストと言えども数を持っていてもイイと考えています。

もちろんトップスと違ってずっと同じものを着ていてもバレることは少ないです。

ですがパンツこそメンズファッションの根幹です。ここの枚数を増やすことはオシャレを楽しむことに直結します。自分の中で上手くバランスを取ってください。

コート1

コートは1着で十分です。ジャケットと違い同じものを着続けていても普通です。

だからその分お金をかけるようにしましょう。

見た目に占める面積が大きいため、ここを安く済まそうとすると全体的にチープなファッションになってしまいます。

選ぶならPコートがオススメです。襟付きでドレスの要素がありますし、前が2重になるので防寒性も高いです。そしていつの時代もコートの定番であり続けます。

ダッフルは少し可愛い印象がありますし、チェスターコートは首元が寒いです。ダウンは取り扱いに少し気を使いますね。

ですがこだわりがあるのであれば、これらのコートでも大丈夫です。

靴2

靴は必ず黒の革靴と白のスニーカーを用意してください。この2つはメンズのファッションに必須です。

同じ靴をずっと履いている人も多いですが、それだと痛むのが早くなります。2足を使い分けましょう。

白スニーカーは万能アイテムです。特にジャケットスタイルの場合はハズシに使えます。

革靴はブーツでも構いません。その場合、汎用性の広いドレスブーツにすると使い勝手が良くなります。

リュック1

ミニマリストといえばノートパソコンを持ち歩く人も多いでしょう。

ということでバッグはノートパソコンが入るリュック一択になります。

トートバッグは手が塞がるので、利便性が少し落ちます。

リュックなら旅行に行く時も使えるので、何かと便利。大は小を兼ねるになります。

流行りのコートエシエルのバッグなんていかがでしょうか。

下着類は各2セット

タンクトップや靴下などは休日分あれば十分です。心配なら予備で+1セット。

同じ色で揃えてあげるのもイイかもしれませんね。

ボクサーブリーフは平日も使うので、これは洗濯の頻度次第になります。洗濯するのが週1なら7枚揃えましょう。

あと夏場は蒸れるので夏場だけトランクスを穿くというのもアリです。

たいしたカサにはならないので、ここはライフスタイルに合わせた形にしてください。

まとめ

以上、ミニマリストになるための最低限必要な服の枚数について書いてきました。

意識したことはニットを省き、パンツを増やすということです。

メンズファッションで一番大切なパンツに力を入れるために、そこまで重要でないニットをなくしました。カットソーはそもそも必要ないので。

もちろん真のミニマリストの人からしたら大甘なワードローブだと思います。

ですが数が少ない=正義ではないですからね。

ファッションを楽しんだ人が勝者なのです。

普段メインに使っているものを考えたら、大体こんな感じ