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セレオリについて考えてみる。品質・コスパ・オススメ商品は?

今回のテーマはセレオリ(セレクトショップオリジナル)について。

服付きな人達からはとにかく悪く言われることが多いアイテムになります。ですが多くの人に受け入れられているのも事実。

そこで私自身がどう思っているのかについて書いていきます。

どちらかというと服好きの人寄りの意見です

セレオリとは

セレオリとは簡単に言ってしまえば、セレクトショップが仕入れではなく自社で生産している商品のことです。

自社でデザイナーを抱えているところもありますが、基本的にはコンセプトだけ伝えて、下請け企業(OEM)に丸投げというイメージ。

また、より万人に受けるようにデザインはクセのないシンプルなものが多いです。

大手と呼ばれるショップだと商品構成の8割以上がオリジナルというところも増えてきました。もはやセレクトショップの体裁をなしてなく、その店自体がブランド化してしまっています。

それでも2010年頃まではまだオシャレに興味がある人達用というイメージがありました。

最近ではそれがどんどんマスまで下りてきて、より一般化してきた印象です。

セレオリの品質とコスパについて

ネットでセレオリについての議論が起こった時によく言われるのが、セレオリはゴミだという意見。

ファッションにおいて何に価値を見出すかは人それぞれなので一概には言えないですが、利益率の高さが問題となっていることが多いです。

店の利益が多いということで、ボッタクリ・コスパ最悪と言われることも。

確かに品質の割に割高であることは否めません。例えば一般的な白シャツだとどこも12000円くらいの値段を付けています。

12000円というとブルックスブラザーズやシャツ専業ブランドのマニュアルアルファベットが買えますからね。

私は8000円くらいがセレオリの適正価格ではないかと感じています。

よくユニクロを比較として挙げる人がいますが、ユニクロは特別です。製造規模が違うので、同じ土俵で比べるのは無理があります。

デザイン面について

そして利益率よりも私がイマイチに感じているのは、デザイン面です。本当にどこのショップも同じようなものばかりで均質化してしまっています。

確かにどの商品もシンプルなものが多いので、基本的には合わせやすいです。オシャレを始めたばかりの人でも失敗は少ないでしょう。

ですがせっかく自社の名前を使って出すのならば、もっとこだわって欲しいところ。

セレクト品の劣化版ではなく、その店のメッセージが伝わるアイテムを制作するべきです。

一番の価値はネームバリュー

結局のところ、セレオリの一番の価値はそのお店のネームバリューであると言えます。それも大手であればある程価値が高い。

服にそこまで興味がない人であれば、最終的な判断材料はブランドタグに行きつきます。

まだまだ世間のセレオリに対するイメージは抜群です。御三家であるユナイテッドアローズ・ビームス・シップスを知らない人はそういないハズです。

服好きに好まれるマニアックなブランドよりも、「この服アローズで買ったんだ」という人の方がスマートに見えます。

ここまでのブランドイメージを作り上げたセレクトショップの戦略は本当にすごい。

ですがセレオリ自体が溢れている以上、今後はブランド名だけではなく、より他とは違う差別化が求められるようになってくると考えています。

インポート生地を使ったジャケットはオススメ

ここまでどちらかというと否定的な意見多めで書いてきました。

じゃあ、セレオリはダメなものしかないのかというと、そういうわけではありません。

どこのショップも全てのアイテムに同じ作業量をかけているわけではなく、ブランドの柱として打ち出しているものがあります。

その1つがインポート生地を使ったジャケット。ロロピアーナやラルディーニ・カノニコなどですね。

これらは生地自体がブランドになっており、専門のショップで作ると価格が本当に高いです(10万~30万円前後)。

セレクトショップだと高くても10万程なのでまだ手が出せる範囲。5万円あたりでも意外とあります。

もちろん同じロロピアーナだとしても糸の番手や縫製の仕方によってコストカットしているところはありますが、糸が細ければイイってものでもないですからね。

またパターン自体も日本人に合わせて引いているので、体系に合いやすいというメリットもあります。

実際に着てみるとやはり高級感がありますし、十分に価格に見合ったアイテムだと言えるでしょう。

古着で買うという選択

最後にセレオリを古着で買うという提案をしておきます。

私自身、古着でセレオリを買うことはありません。それはセレクト品であるブランドでも十分に安いからです。

ですがセレオリはもっと安いです。1000円台でも全然買えます。

初めからセレオリを買うと決めている人にとっては十分選択肢になるハズです。

こうすることでシンプルなアイテムを古着で安く揃えて、デザインモノに一点投資するという戦略も立てられます。

ベクトルパークが安いので、良かったら覗いてみてください(返品できます)。新品未使用も結構ありますよ。

ブランド古着を探すなら通販サイトのベクトルパークへ

まとめ

以上、セレオリについて書いてきました。

服好きな身としてはやはりセレクトショップにはセレクト品で勝負してもらいたいものです。

どこも似たようなオリジナルばかりというのはちょっと・・。

地方に行けば行くほどオリジナルの比率が高くなるというあるあるネタ

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ベクトルパーク