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ファッションが好きな人には2つのタイプがある

今回の記事は他のブロガーさんが書かれていてすごく印象に残ったものを、自分なりに再構築したものになります。

それはファッションが好きな人には2つのタイプがあるということ。

これを理解しておくと、今までモヤモヤしていたものがスッと腑に落ちることがあるのでオススメです。

オシャレになれるわけではありません

①コーディネートタイプ

まず一つ目のタイプはコーディネートが得意な人です。

これは見たまんまですね。モデルやウェアリスタ・インスタグラマーなどファッションアイコン的な人を指します。

もちろんこれ以外にも身近にいるオシャレさんもこのタイプです。

特徴としては美的センスが優れていることがあげられます。たとえ全身ファストファッションであろうが、着こなしのテクニックを駆使してブランド物のような雰囲気を作り上げます。

トレンドにも敏感でこの人たちに支持されたものがそのシーズンのトレンドになります。といってもトレンドがマスにまで下りてくる頃にはもう次に行ってしまっているのですが。

自分に似合うものをよく理解しているという点も大きいですね。自分のことをよく理解しているから、基本的に失敗が少ないです。

好きなブランドはありますが、そのブランドで全身コーデを組むことはマレです。ファストファッションや古着を上手く組み合わせた身の丈にあったオシャレを好みます。

またオシャレに対する考え方が柔軟なため、どのジャンル(系統)にも行くことが可能です。

性別でいうと男性よりも女性に多いですね。

そしてこのタイプになるには努力が必要です。もしかしたら努力してもなれないかもしれません。

美的感覚もいりますし、ブランドの力を借りないので着こなしのテクニックも必要です。

彼らに追いついたと思ったら、既に半歩先・一歩先を行かれているのでイタチごっこになる可能性大です。

②商品タイプ

もう一つのタイプは商品として持っていることを重視する人達です。

彼らの特徴は服を絵画や骨董品などの芸術作品として見ているところにあります。

ブランドの歴史や生地の産地、ディテールなどに徹底的にこだわります。

一番分かりやすいのがジーンズでしょうか。セルビッジやチェーンステッチは最低限のライン、ディテールの年代まで細かくこだわります。

さらに色落ちの仕方も重要で、はっきりとした縦落ちやアタリを好むため、半年以上洗わないといった着方をする人もいます。

以前あるジーンズのイベントにお邪魔させてもらったことがあるのですが、皆さんジーンズにはこだわっているものの、決してオシャレには見えませんでした(;´∀`)。

でもそれでイイのです。彼らにとって大切なのはオシャレであるということよりも、好きな服を着ている(持っている)ということなのです。

これはジーンズだけでなく、コレクションブランドを買う人にも当てはまります。特に立ち上がりにたくさん買うようなコアな人に多いですね。

ブランド第一主義といいましょうか、全身ワンブランドコーデはもちろんのこと、ルックで着ている合わせ方が最強という考え方です。

実は私自身もこちらのタイプの人間です。以前ズッカにハマり、買った総枚数は60着にも上りました。オシャレのためというよりかはほぼコレクターです(笑)。

上のコーディネートタイプは女性が多かったのに対して、商品タイプはほとんどが男性です。

これはアパレル店員の接客にも表れていて、女性店員は「カッコイイですね」などの共感を重視する人が多いです。

しかしながら男性店員はブランドやディテールの説明が接客の大半を占めます。

このように男性は誰もが商品タイプになる素質を持っているのです。

なり方は簡単。好きなブランドを見つけてください。あとは勝手になっているハズです。

どちらも正解だと思う

今までの書き方だと、コーディネートタイプをオススメしているような感じですが、私的にはどちらの道も正解だと思っています。

というかセンスがないのでコーディネートタイプにはなれません。

そして商品タイプの道ってとにかくマニアックな世界なので楽しいんですよね。

本や雑誌で勉強することも苦じゃありませんし、むしろ知識欲が満たされて快感です。

もしかしたらこの記事を読んでいる人の周りにも、服にこだわっているのにイマイチ人がいるかもしれません。

そういう時は「この人は商品タイプ」なんだと思ってもらえるとありがたいです。

アパレル業界を支えているのは商品タイプの人達です