普段メインで使っているアディダスのスタンスミスがヘタって来たため、白スニーカーを新たに購入することを決意。
もう一度同じスタンスミスでも良かったのですが、折角ならと別のものにすることにしました。
色々考えた結果ジャーマントレーナーを履いている人が少なかったことから、リプロダクションオブファウンドに目を付けました。
今回は実際に買ってみたのでその評判やサイズ感・履き心地についてレビューしていきます。
服好きに評判のジャーマントレーナー
ジャーマントレーナーとは1970年〜80年にかけて西ドイツ軍がトレーニング用に使用していた軍用スニーカーのことです。
「屋内用」と「屋外用」の2種類がありますが、一般的にジャーマントレーナーとしてイメージされるのは屋内用を指します。
軍用であるためデザインは合理性に基づきとことんミニマル。またクッションなどの機能性に優れていることもポイントです。
ミリタリーブームの再来もあって、現在では多くのブランドがデザインソースとして利用しています。
特に有名なのはメゾンマルジェラのもの。何種類ものペンキを飛ばした個性的なデザインが特徴です。
またゴムが入っているので、紐を外してスリッポンのように履くこともできます。
唯一の欠点はメゾンブランドであるが故の値段の高さ。さすがに6万円は簡単に出すことができません。
そこで目を付けたのが今回買ったリプロダクションオブファウンドのジャーマントレーナーなのです。
リプロダクションオブファウンドとは
見つけ出す(FOUND)、再現する(REPRODUCTION)をコンセプトに2016SSよりスタートした日本のブランドです。
しかもただ再現するだけでなく、より履きやすいように機能性をアップデートして作っています。
靴の製造には軍用スニーカーの産地であったスロバキアの工場を利用。工程のほとんどが職人によるハンドメイドによって行われています。
最近はビームスやエディフィスなど大手のセレクトショップでの扱いも増えてきました。
ファッションYoutuberのハズムさんが動画を出しているので、こちらも参考にしてください。
買った商品はコチラ
今回買ったのは一番メジャーな白のタイプ。黒と迷ったのですが、スタンスミスの代わりとして考えるとやっぱり白かなって。
横から。本当にミニマルで完成されたデザインであることが分かると思います。
つま先を保護するスエード部分にはピッグレザーを使用。
ヒールです。ちょっと高くなっているので注意して履かないとシワができやすいです。
インソールにはリプロダクションオブファウンドのブランド名とスロバキアの工場で作られたことが示してあります。
屋内用のトレーニングシューズなのでソールは滑りにくいガムソールが使われています。厚さも十分。
ライナーにもピッグレザーが。丈夫そうですね。
土踏まず側はこんな感じになっています。
サイズ感について
ネットで買う人も多いと思うのでサイズ感について書いていきます。
私の足の実寸は24.5㎝です。コンバースやスタンスミス、ニューバランスの996・1400、オニツカタイガーのメキシコで25.5㎝で合わせています。
ニューバランスの574や1500、オニツカタイガーのタイガーアリーだと26.0㎝。ビジネス用の革靴だと25.0㎝が多いです。
この場合、ジャーマントレーナーの適正サイズは41。40だと小さすぎますし、42だと大きすぎます。
41でもジャストという訳ではないのですが、スニーカーなので多少の誤差は紐で調節すれば何とかなりますから。
着用レビュー
では実際に履いてみて感じたことを書いていきます。
クッションが素晴らしい
まず最初にスゴイと思ったのがクッション性。レトロスニーカーはクッション性に劣ることが多いですが、非常に快適です。
クッション性の良さで知られるニューバランスと比較しても遜色ありません。
包み込むようなインソールと厚めのガムソールで、衝撃を吸収しているのが分かります。
革が柔らかい
リプロダクションオブファウンドではアッパーに(もちろんライナーにも)上質な革を採用しています。
しかもめちゃくちゃ柔らかい。足に馴染ませると言うより履いた瞬間から既に馴染んでいる感じ。
23000円という少し高めの価格にも納得です。ただ柔らかい分、型崩れも早いと思われます。
コーディネートしやすい
ジャーマントレーナーはシンプルであり完成されたデザイン。それゆえどんなコーディネートにも合わすことができます。
ジャケットスタイルのハズシとしても便利。ドレスとカジュアルのバランスも取りやすいです。
何より履いている人がまだまだ少ないため、スタンスミスのように被りを気にしなくてすむのがイイです。
甲は低めな作り
ここまでメリットを中心に書いてきましたが、1点だけ注意しなければならないポイントがあります。
それは甲がかなり低めな作りになっているということ。私はここまで甲が低い靴を初めて履きました。
歩き回っていると途中から指の付け根が圧迫されて痛くなってきます・・。
これは実際に長距離を歩いてみるまで分からなかったので、試着する際には甲が合っているかを注意して見てください。
ちなみにワイズは広いので、幅広な人でも甲さえ低ければ履けると思います。
まとめ
以上、リプロダクションオブファウンドのジャーマントレーナーについて書いてきました。
私は4回履いて、やはり甲が低すぎると判断。メルカリで売ることにしました。
ただ甲さえ合っていれば非常にオススメなスニーカーであると感じています。
もう一度スタンスミスに戻るか、それとも別のスニーカーにするか。まだまだ白スニーカー探しの旅は続きそうです。
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