ファッションにおいて一番作りがしっかりしているのは日本製です。
もちろん日本製の中でも色々あるわけですが、全体的に見るとやはりしっかりしているわけです。
中国製だと何だか残念な気持ちになる人もいるでしょう(最近は中国製もしっかりしています)。
そんな中、個人的に注意が必要だと思うのがアメリカ製。
「何で?」と思うかもしれませんが、今回はそれについて書いていきます。
アメリカ製は基本的に雑
コレにつきます。日本人の感覚からしたらとにかく雑です。
映画でもそうですよね。勧善懲悪、とにかく派手に爆発させとけばOKみたいな(;´∀`)。
この精神が服作りにも表れているということです。
基本的にアメリカ人は小さいことは気にしません。縫製のちょっとのズレなんて「それが何か?」程度の認識です。
サイズだって同じサイズ同士で個体差がかなりあります。つまり履ければイイの感覚なのです。
他にはキズや色ムラなんかもそうです。
このようにアメリカ製は雑なのだと認識しておかないと、不良品に当たったという気持ちになります。
日本ではモノ作りをする人を指して尊敬の意味を込めて職人さんと呼びますが、アメリカは普通のワーカーなのだと思っています。
私の体験談
実は私も過去2回アメリカ製の個体差にやられています。
これは金額にはあまり関係がないようです。10万円を超えるオールデンでもあると聞くので、やはりアメリカ人の特性なのかなと。
足先に継ぎ目を感じる・・
これは去年買ったニューバランス1400での出来事です。
買ったときは気にならなかったのですが、履いていると途中から足先に違和感を感じるようになりました。
ショップの店員さんに聞いてみたところ、作りが雑でインソールがズレているのだと。
ちなみにその店員さんが履いているニューバランスも同じ状態だそうです(笑)。
3万円近くのスニーカーがこれだと、「う~ん」という感じになります。
ウエストが小さすぎて入らない
ネットで買ったディッキーズ874がこのタイプでした。
店頭では履けたサイズなのに、キツくて穿けません。たまたまサイズが小さめな個体に当たったようです。
後で直営店に置いてある同サイズの874をいくつか測ってみたところ、ウエストに数㎝の違いが普通に見られました。
なるべくお店で買うようにしよう
このような個体差を避ける方法はただ1つ。お店でちゃんと試着するということです(ニューバランス1400はそれにも関わらず失敗しましたが)。
サイズが合うかどうかはもちろんのこと、細部までしっかりとチェックします。
パンツなら裏返してみて縫製を、靴はウェルト部分の処理やグローブがズレていないかなどは見ておいた方が良いです。
雑なのが味と言うけれど、神経質な人には向かないかも
アメリカ製の商品を扱っている人が毎回言う言葉があります。それは雑なのが味だということ。
正直この意味が未だによく分かりません。個体差なんてない方がイイに決まっています。
味という言葉はデニムやレザーの経年変化に使う言葉であって、雑なことをプラスに捉える言葉ではないハズなのですが・・。
やはり神経質な人にはアメリカ製は向かないようです。
それでもリーバイスヴィンテージクロージングやレッドウィングなど、魅力的なブランドが多いのも事実。
毎回自分の中で買うときに葛藤が起こっています(笑)。
まとめ
以上、アメリカ製の服や靴は雑ということについて書いてきました。
長年使用していると汚れてくるのでどうでもよくなるのですが、やはり新品で買うときは気になります。
逆に言うと日本人が異常に気にし過ぎなのかもしれません。電車だって1分の狂いなく到着するほどですから。
ぜひアメリカ製を買うときは何個かチェックしたうえで一番良いものを選んでください。
ポイント還元がお得