皆さんは贔屓にしているブランドはありますか?
服好きの人の中だと特定のブランドが好きすぎて、そのブランドの服しか着ないという人もいるかと思います。
私も以前カバンドズッカが好きすぎて、3年程ズッカしか着ない時がありました。
その時はめちゃくちゃ楽しくて、60歳になってもこのまま行くという気持ちでした。
ただ人間の気持ちは変わっていくものです。
色んなブランドのアイテムを組み合わせる楽しさを覚えた今、1ブランドコーデの良し悪しについて振り返ってみたいと思います。
目次
メリット
好きなブランドを着ているという満足感
最大のメリットはこれではないでしょうか。
好きでたまらないブランドの服で全身を統一している。この満足感は素晴らしい物があります。
もちろん小物まで全て統一。
逆に1点でも他のブランドのものが入ってしまうと、途端にもどかしい感じになります。
男性ならではのコレクター気質なのかもしれませんが、集めている過程も楽しかったりします。
テキトーに合わせてもオシャレに見える
ブランドにはそのブランドにしかない雰囲気があります。
また毎シーズンテーマは変わっても、基本的にサイズ感やシルエットは統一されています。
そのため持っているアイテムの中からテキトーに選んだとしてもサマになることが多いです。
あとは色合わせだけの問題ですから。
極論を言うとセンスがなくてもオシャレになれるということです。
ブランドの提案する意図を味わえる
デザイナーさんが一番やりたかったことを感じるには、1ブランドコーデが最適です。
もっと言うとコレクションルックのコーデが最強。
服を作品として捉え、その意図を体感する。服の代金はデザイナーへのお布施です。これぞ宗教(;´∀`)。
服を買うのが楽
そのブランドのショップにしか行かないため買い物が超楽です。
もちろん手持ちの服との相性はバッチリなので買い物で失敗するリスクはかなり低くなります。
顧客という満足感
店員さんとも仲良くなれます。
行くたびに懇意にしてくれ、シークレットセールの情報なんかも教えてくれたりします。
好きなショップの顧客でいるということはある意味ステータスです。
お金は使うことになりますが、そんな自分がなんだか誇らしかったりします(病気)。
デメリット
欲しいときに欲しいアイテムがない
1ブランドコーデを徹底していると必ず直面するのがこの問題。欲しいときに欲しいアイテムがありません。
特にコレクションブランドというのは展開している型数が結構少ないものです。
その場合はイメージしているものが出るまで待つしかないということに・・。そして中々出ない・・。
クセが強くなりすぎる
ブランドのテイストによって差はありますが、大概の場合そのブランド特有のクセというものがあります。
1アイテムだけ取り入れるのであれば、ちょっとしたアクセントにもなりますが、1ブランドコーデを行うとクセが強くなりすぎる時があります。
この傾向はワークやミリタリー系のブランド、そして一部のモード系で強いですね。
例えばミリタリーで有名なナイジェルケーボンで全身を揃えると軍人になってしまいます(笑)。
ブランド消滅や好みが変わった時が大変
これは本当に大変。アパレルブランドは小さいところが多いので何があるか分かりません。
ブランド消滅とはいかなくても、デザイナーの交代によりテイストが変わることはよくあります。
また単純に飽きの問題や年齢的に似合わなくなってくることも考慮にいれなくてはいけません。
1つのブランドしか見てこなかったこともあり、新しいブランド探しは労力がかかります。
当分の間は今までのブランドと組み合わせることになりますが、クセが強いほど合わなかったりします。
センス(経験値)が付かない
これは上で書いたメリットの裏返しです。簡単にオシャレに見えることができる分、センスが付きません。
1ブランドコーデを行っている時は自分がオシャレだと勘違いしやすいですが、ブランドの提案するままに着ているだけです。
試行錯誤しながら色んなブランドを組み合わせることでセンスが磨かれていきます。
オリジナリティがない
1ブランドコーデの人と色々なブランドを組み合わせている人、どちらもオシャレに見えますが、その人独自のオリジナリティを感じるのは後者の方です。
要は1ブランドコーデは服が主役になってしまっている状態。
主役は自分自身です。自分にしか出せないコーディネートって素敵ではないですか?
まとめ
以上、1ブランドコーデの良し悪しについて書いてきました。
私はコレクター気質があるので、つい1つのブランドで固めがちです。
ただ色々なブランドを見るようになってから、センスの伸びが一気に増えた気がします。
もし1ブランドコーデを貫くとしても、アンテナを張り広い視野を持っておくことが大切ですね。
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